3、ヨカメユ ページ3
アベルは今、学校から帰ってきており、家で動画編集をしていた
今回、作る動画はかなり手が込んだ動画だ
作業時間は約40時間くらいかかった自信作だ
前回、脈なしとわかったので［自分のかっこいい所を見せ、惚れさせる作戦］を実行させるために
今回はいつもよりも頑張ったのだ
そしてついに最後のテロップが完成した
「ふぅ〜…やっと終わったよ」
アテネが椅子に深く腰掛ける
「今回はいつもの動画よりも格段に違うからな」
「今日はアベルが頑張ってたよね」
このタイミングだ！！
すかさずアベルはさっきの計画を実行した
「最近アテネも頑張ってたし、たまには頑張らないといけないと思っただけ」
アベルはキメ顔で言った
これは決まった！！
心の中で叫ぶアベルであったが…
「ふーん……そうなんだ」
っと他人事のように返し、アテネは部屋に帰っていた
え…それだけ？
数十秒待っても帰ってくる様子はなかった
「はぁ〜…」
本日二度目のため息をつく
せっかく今回の動画６分の５くらいやったのに
心の中でブツブツと言いながらソファーに寝っ転がりアベルは目を閉じた
途端に睡魔が襲ってきて…
意識も…おぼろげに…
突然、いい匂いがした
アベルが目を開くと……
目の前にアテネの顔が見えた
……え？
さっきまで朦朧としていた意識が一瞬で覚め、疑問が頭をよぎる
なぜ目の前にアテネの顔が見えたのか？
A,アテネがアベルを押し倒しているのだ
それに気づいた瞬間、アベルは顔が真っ赤になる
そんなアベルに気にせずアテネが質問をしてくる
「ちょっと聞きたいことがあるんだけどいい？」
「あ…はい…どうぞ？」
……前と同様、アベルはテンパっているようだ
アテネは話を続ける
「今日さ、アベルがほとんどの編集を手伝ってくれたじゃん
……それって私を惚れさせるためなの？」
アベルはさっきから色々なことが起き過ぎてる
しかしそんなアベルには気にもせずアテネは話を続ける
「なら大丈夫だよ
……だって私はもうアベルに惚れてるし」
その言葉を最後にアテネはさらに顔を近づけてきた
…気づいたときにはもう遅かった
アテネはアベルに…キスをしたのだ
軽いキスの後、急に意識が遠のき…
「いたっ！！」
アベルは痛みで起きた
顔を上げると先生が目の前にいた
アベルは何が起こったのかわかった
補足
タイトルを逆から読んでみてください
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さかな(プロフ) - そろそろ更新しようかな (2022年10月3日 0時) (
レス) id: 7f1cbd0135 (このIDを非表示/違反報告)
さかな(プロフ) - 背景変えてみました。 (2022年6月27日 16時) (レス) id: bb683ddf88 (このIDを非表示/違反報告)
さかな(プロフ) - やってませんよ? (2022年6月13日 16時) (レス) id: 2efa5d37f1 (このIDを非表示/違反報告)
じゃこ - もしかしてpixi○やってらっしゃる方ですか？ (2022年6月12日 20時) (レス) @page26 id: bc1eba4528 (このIDを非表示/違反報告)
yumaのサブ - とここで少し宣伝していくー！yumaの作品見てねー (2022年5月8日 14時) (レス) id: 8c60adb4d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さかな | 作成日時：2021年9月27日 1時
