もしもアベルとアテネが学校に行ったら(アベアテ) (ページ20)

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20、猫の仕返しページ20

思わず、その可愛さから手に持ってるスマホで写真を撮ってみた

カシャカシャ

「…恥ずかしいからやめてよ」

顔を真っ赤にしていう

カシャカシャ

「いいや、ぜったいやめｎ」

その瞬間、時空が歪んだ

もちろん比喩的な意味ではなく

(ってあれ？携帯が手元にない…)

「今、光の速さで取った」

後で、返してもらおう

「ところで、アテネ…ちょっと触っていい？」

「はぁ？触らせるわけがないじゃん」

「プリン3個でどう？」

「…5個なら」

「じゃあOkね」

そして、猫耳を触ってみることにした
軽く触っただけなのに…

「……ひゃぅ！」

「今、喘ぎ声出さなかった？」

「別に……出してないけど」

柔らかい…
次はなぞるように触ってみた
可愛い過ぎてる
俺を殺すつもりか

｢…っ！あぅ…ッやぁ、らめぇ…っん…っ！」

アテネが体勢を崩し、横になる

ちょっとこれ以上やったらなにかに目覚めるような気がする
とにかく、ちょっと可哀想になってきたので、やめた

「やばい…これ以上進めたらおかしくなるような気がするからもうやめとこ」

実際に今、アテネは顔が赤くなっている

「はぁ…はぁ…あとで覚えていてよ」

「はいはい…っていうかアテネがいいって言ったじゃん」

自業自得だ。

そうすると、何を思ったのか、立ち上がり……

アテネは抱きしめてきた

「え？ちょっと待って、今どういう状況？」

「私に抱かれている状況」

「えっと…は、早く開放して…ください？え…っちょっと、太ももがあ、当たって///」

「どうしたの？アベル、顔が赤いよ。熱でもあるの」ﾆﾔﾆﾔ

「いやいや、こんなの嫌でも、意識するからほんとに…ってふぁ！！」

服の中に手を入れてきて、弄られる

なめらかに、腕や胸、そして首筋など

色々なところを弄られ、ノックアウトしてしまった

(はぁ…はぁ…今日こそ逆転出来ると思ったのに…)

おもいながら、立ち上がる

でも、抱きついて来て嬉しかったな

ちょっと、猫耳の件について謝ろうと考えたときだった

……そこにアテネの姿はなく、その代わりに遠くでバックを漁っているアテネがいた

(まさか…あいつ)

やがて、移しておいた容器を開け、中に薬が入っていることを確認すると、

「バイバイ、ごくろうさん」

とニヤつきながら去っていった

(くそ！！…さっきから、妙にアタックが強いと思ったらそれか！！)

相変わらずアテネに見事に手玉を…取られたのだった