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17、猫になれる薬 ページ17

吉田Side


放課後…

「…っでなんだよ〜呼び出したりしちゃって。なんか約束してたっけ」

アベル一行(2人)は何故か、化学室に集合している

「今日の朝、何でも聞くって言ったでしょ」

っと言いながらアベルは何かを作業をしていた

吉田(うわっ…青い液体が紫の液体になった)

「って何してんの?」

「とりあえず、猫になれる薬を作ってる」

「は……」


吉田は困惑した

「いやいや、大丈夫…この薬は完全に猫になるわけじゃないから
  猫耳と尻尾がつく程度だから」


「……なるほど…アベルは現実と妄想の区別をつかなくなってしまったのか…かわいそうに」


「いやいや、そうだけどそうじゃないねん
  前、この本で作ってみたら成功したから」

と言って、持っている本を差し出した

「これは?」

「猿でも作れる薬(初級編)」

「……色々と突っ込みどころしかないけど、とりあえず作ろう」


小1時間後……


「ついに完成したぞ…努力の結晶が詰まっている」

なんとか2杯の薬を完成させた。
味はこって、オレンジ味にしておいた

「よし、じゃあ早速飲も…」

「待て!!」

いきなりアベルが大声を上げて、吉田がビクついた

「ごめん…お前が飲む用のやつはない」

「え…でもふたつ…」

「自分とメメに飲ませるから」

「メメって………ああ、アテネが飼ってる喋る羊か」

吉田(とかいって、愛しのアテネに飲ませるつもりでしょ…)



アベルSide

何かを察したのか、吉田がにやにやしながらこっちを見てくる

「じゃあ……もう行く」

帰る準備ができ、薬は空の水筒に移しておいた
こういうときだけ、余計な察しが働く

「あ…まて、逃げるな……」

とっさに水筒を取ろうとしたが…

アベルの方が1フレーム早かったようだ

「逃げるが勝ち!」

  タッタッタッ

クソッ、マテー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーー

ーーーーー

ーーー

その後、なんとか全力を振り絞って吉田を巻き、そのまま帰宅した


(めっちゃ危なかった…危うくアテネの猫耳計画が不束者によって邪魔にされるところだった)


補足

この作品のキャラの強さ比べ


アテネ>>>>>>>>>>>>アベル>>吉田>メメ

18、茶番劇→←16、終焉の音



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設定タグ:アベアテ , アベル , アテネ   
作品ジャンル:ラブコメ
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さかな(プロフ) - そろそろ更新しようかな (2022年10月3日 0時) (レス) id: 7f1cbd0135 (このIDを非表示/違反報告)
さかな(プロフ) - 背景変えてみました。 (2022年6月27日 16時) (レス) id: bb683ddf88 (このIDを非表示/違反報告)
さかな(プロフ) - やってませんよ? (2022年6月13日 16時) (レス) id: 2efa5d37f1 (このIDを非表示/違反報告)
じゃこ - もしかしてpixi○やってらっしゃる方ですか? (2022年6月12日 20時) (レス) @page26 id: bc1eba4528 (このIDを非表示/違反報告)
yumaのサブ - とここで少し宣伝していくー!yumaの作品見てねー (2022年5月8日 14時) (レス) id: 8c60adb4d1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さかな | 作成日時:2021年9月27日 1時

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