もしもアベルとアテネが学校に行ったら(アベアテ) (ページ13)

今日:30 hit、昨日:0 hit、合計:5,440 hit

13、部屋での出来事その4 ページ13

一旦、落ち着こう
いや、落ち着いてられるか

今、アテネと同じベットに入っている状態で、しかも向き合っている

｢アベル……さっき言ったよね……襲って来ないって｣

｢いや、言った……けども……｣

やばい……めっちゃ心臓バクバクしてる

(この状況、回避できる方法は無いのか……)

必死に思考を巡らせるが、対処法は見当たらない
その時、不意にアテネが手を繋いで来た。
暖かくて、気持ちよかった

｢あれ?アベル顔が赤くなってるけど、もしかして照れてたりしないよね｣

｢……いや、今日は暑い日だな｣

図星され、動揺してしまった
そうした後、考える暇もなく、近寄ってくる
薄明かりに照らされていたアテネはそこにはいた

小悪魔すぎるだろ……アテネは

とっさに腕で顔を隠す

｢ねぇねぇアテネ……流石にそんなに近いと流石に理性が持たないよ｣

｢……じゃあ、わかった｣

その数秒後、

横から、ガサゴソという物音がする

……離れたみたいだ。
危ない、危ない……近寄ってきた時、シャンプーの匂いとかで、理性が飛びそうだった

…ってあれ、まだ匂いがするぞ

覆い隠していた手を外すと、目の前に、アテネがいた
それも、あと10cmぐらいしか間が無い
顔にアテネの息が当たって、熱い

｢ちょっと聞きたいことがあるけどいい?｣

突然、そう言われ一瞬でうなずいた

(まさか……これは告白では?)

鈍感なアベルでもわかったみたいだった

｢覗き魔がいるけど……どうする｣

え?

｢……!!｣

ゴトゴトとドアの方から聞こえた

アテネが光の速さで、ドアの目の前に行き、開けた

…………そこにはメメがいた

そうして、今日は、メメの毛が刈り取られ、再び、寝ることになった

--------------------------------------
アベルの部屋午前6時

久しぶりに今日はいい目覚めだ。
久しぶりに今日の学校のの準備をし、薬を飲んだ。

最近、咳がひどい気がする

朝食を自分の部屋で食べながら、
アテネに視線を向けた

改めて、顔を覗いてみる
顔が整っていて、めちゃくちゃ綺麗だな
普段はアテネと喧嘩ばかりしているが、

｢喋らないと、美人なのにな〜｣

……何か、変なことを口に出していた気がする

そこで、ほんのりと頬を赤くしている眠っているアテネに気がついた

まさか……ね

何故か気まずくなったのでリビングに行った

予告
新キャラが登場します
ぜひ、お楽しみに