もしもアベルとアテネが学校に行ったら(アベアテ) (ページ1)

今日:15 hit、昨日:0 hit、合計:5,425 hit

1、登校ページ1

最初に聞こえたのは聞き慣れたアラーム音だった

意識が朦朧としている中、そばに置いてある携帯電話へと手をかける

しかし、アベルはとある事に気づいてしまった

8:10

と携帯電話が示していたことに

アベルが通う学校はここから歩いて30分、走ったら20分かかる

つまり言うところの…

オワタ＼(^o^)／

とゆうやつだった

アベルSide

俺の名はアベル！！

現在絶賛遅刻中の高校1年生だ！！

気づいたときには時計が8:00を指していることに気づき

家から飛び出したのだ！！

今、ようやく学校にたどり着いたのだが現在、8:15

まだ間に合う

なんとかきつい階段を乗り越え、教室と中に入った

「おはようございます！！」

一瞬だけ教室の雰囲気が変わり、教室のみんなが鋭い目つきでこちらを見る

しかしアベルとわかると呆れた視線を送ってきた

そして教卓には先生がいた

「はぁ〜…アベル…おまえ何回遅刻すれば気が済むんだ」

先生すらも呆れた視線を送ってくる

この反応から推測するとアベルは遅刻していたらしい

自分の席は幸いにも一番後ろで廊下側にまぁまぁ近い席だったのですぐ座れた

そして、ここで静かになるのが普通の物語の主人公なのだが…

「アテネ！！なんで今日は起こしてくれなかったの！！」

と、アテネに行った

「今日はアテネが起こしてくれないせいで遅刻したんだから！！」

しかし、アテネが反撃をする

「私が悪い言い方してるけどアベルにだって問題があったね！！」

「だってアベルを何回も起こそうとしたけどおきなかったもん！！」

「それでも起こしてよ！！」

…というかんじで

口喧嘩が起きていた

止めようとすれば止められる

しかし、みんなは止めなかった

なぜならアベルとアテネが言い合いになることはこれが初めてではない

日常茶飯事といえる確率で起きているのだ

止めないのは先生だって例外ではない

「……この前だって俺のプリン勝手に食べたでしょ！！」

「だったらアベルだってたまに編集をサボったりしてるでしょ！！」

二人の喧嘩に先生が介入してきた

「二人とも痴話喧嘩なんてやめろよ」

「痴話喧嘩じゃない！！！」

二人とも声を揃えて言った

補足
二人は動画投稿のあれで同居しているという設定です