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弐拾漆話 ページ32

麗side



煉獄「…龍崎少女の言う通りだ…もうそんなに叫ぶんじゃない」


炭「…！！」


煉「こっちにおいで。最後に少し話をしよう」


炭「…」


『っ…』



……私は、炭治郎様に話をする炎柱様たちとは少し離れて、お館様にご報告をしようとした



『リン…』


リ「…」


『お館様にご報告を…炎柱…煉獄杏寿郎が逝去…上弦の参が出現した…と』


リ「分カッタ。麗…」


『…？』


リ「辛イ時ハ…泣イテモ良インダ…」


『……』


リ「ソレジャァ報告シテクル」



……悲しい時は泣く…


泣く…か…


私は…泣けない…


あの日から…

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作者名：サンカヨウ | 作成日時：2021年6月26日 2時

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