拾漆話 ページ22
麗side
『炭治郎様！！』
炭「麗さん！どうしよう！」
『とりあえず、未だに眠っている方達を起こしましょう。そして手分けして乗客に皆さんをお守りしましょう』
炭「分かった！煉獄さん、善逸、伊之助ーーっ！寝てる場合じゃない！！起きてくれ頼む！！」
炭「禰豆子ーーッ！！眠っている人たちを守るんだ！！」
禰豆子…？あぁ、あの鬼の娘のことか…あの子、禰豆子っていうのか…
？「オオオオ。ウォオオオ」
う…うめき声…？
伊「ついて来やがれ子分共！！ウンガァアアア！！」
伊「爆裂覚醒！！」
伊「猪突猛進！伊之助様のお通りじゃアアア！！」
良かった…起きている人は居るそうだ…
炎柱様…起きているか…？
炭「伊之助ーーッこの汽車はもう安全な所が無い！眠っている人達を守るんだ！！」
炭「この汽車全体が鬼になってる！！聞こえるか！！この汽車全体が鬼なんだ！！」
伊「！！やはりな…俺の読み通りだったわけだ。俺が親分として申し分なかったというわけだ！！」
伊之助様…
良かった…起きた…
私達が列車の中に入ったら眠っている方たちが襲われそうになっていた
『…！危ない…！』
伊「獣の呼吸 伍の牙 狂い裂き！！！」
伊「どいつもこいつも俺が助けてやるぜ。須らくひれ伏し！！崇め讃えよこの俺を！！」
伊「伊之助様が通るぞォォ」
凄い…
そう思ってたら突然落雷のような音がした
…これは…善逸様の技でしょうか…
『炭治郎様』
炭「何だ！？」
『私は後方５両を炎柱様とお守りします。残りの３両は善逸様と禰豆子様がお守りするよう頼みます。炭治郎様と伊之助様はその３両の状態に注意しつつ鬼の頸をお探しくださいませ』
炭「頸！？でも今鬼はこの列車と融合して…」
『でも鬼なら必ず急所はあります。後に炎柱様がここにやってきます。詳しくは炎柱様とお話くださいませ。それでは』
炭「えっ…何でそんな事分かっ…麗さん！？」
私は炭治郎様の言葉を全て聞かずに飛び出した
早く皆さんのことをお守りしなくては…
そう思いながら私は炎柱様の元に急いだ
＊＊＊＊＊＊＊＊
麗が若干チートみたいになってしまいました…
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作者名：サンカヨウ | 作成日時：2021年6月26日 2時
