拾肆話【少し原作を変えます】 ページ19
炭治郎side
目覚めろ！！
目覚めろ！！
目を覚ませ！！
炭「あああああああああああ！！！」
炭「！！」
ハァハァハァ
大丈夫…
生きてる…
炭「はー…」
はっ！！禰豆子！！
炭「禰豆子！！大丈夫か…」
炭「！？」
俺は自分の手首にかかってる燃えている紐を見つけた
何だこれ？焼き切れてる
禰豆子の燃える血か？
微かだけど鬼の匂いもするぞ
そうだこれ…！！
切符！！
やっぱりこれも微かに鬼の匂いがする…
切符を切ったときに眠らされたんだな
鬼の細工がしてあるんだ
これだけ微量の匂いでこれほどの強い血鬼術を…
俺はハッと前を見てみたら煉獄さんが少女の頸を締めていた
炭「煉獄さん！！」
炭「善逸！！」
炭「伊之助！！」
禰「ムー！ムー！」
禰豆子が急に手を振りかざしたと思ったら、皆の紐を燃やし始めた
炭「…あっ！！麗さん！！麗さんは！？」
？「！！」
炭「！？」
さっきまで煉獄さんに首を絞められていた女の子が俺に錐みたいな物で襲いかかってきた
何だ！？鬼に操られているのか！？
少女「邪魔しないでよ！あんたたちが来たせいで夢を見せてもらえないじゃない！！」
炭「！？」
自分の意志で…？
少女「何してんのよ、あんた達も！起きたなら加勢しなさいよ！」
少女「結核とか障がいとか何だか知らないけどちゃんと働かないなら、あの人に言って夢見せてもらえないようにするからね！」
まだいたのか…俺と繋がっていた人だろうか…
結核…病気なんだ…可哀想に…
それと、もう一人の少女は…麗さんと繋がっていた人…？
障がい…見た感じ…目が見えないのだろうか…
許せない鬼だ…
人の心に漬け込んだ
炭「ごめん。俺は戦いに行かなきゃならないから」
ドン！ドン！ドン！
俺は３人を気絶させた
炭「幸せな夢の中にいたいよね。わかるよ。俺も夢の中に居たかった…」
少女＆少年「……」
炭「大丈夫ですか？」
少年「……ありがとう。気をつけて」
炭「…はい！！」
少女「あの…」
炭「…？」
少女「あなた達と一緒に居たもう１人の方…この列車の先頭の方に行ったよ…あの子…その子に皆を起こしてとか、よろしくとか言ってたから…大事にしてあげて…」
…麗…さん…！
炭「はい！ありがとうございます！！」
炭「禰豆子！！」
早く…麗さんと合流して鬼の頸を斬らないと…！！
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作者名：サンカヨウ | 作成日時：2021年6月26日 2時
