ポートマフィア ページ10
此処は闇夜の支配者、ポートマフィアの拠点。
其のポートマフィアに属す五大幹部の一人、中原中也は首領の部屋の前に居た。
中原「首領、中原です。」
ノックをしてこの部屋の主に声を掛けると、入り給え、と声が聞こえた。
エリス嬢と戯れていない。急用か?
そう思いながら、失礼します、と中に入る。
暗く重い雰囲気が漂うこの部屋の椅子には、ポートマフィア首領、森鴎外が鎮座していた。
森「忙しい所申し訳ないね。」
中原「いえ、ご用件は何でしょうか、首領。」
中原は、首領が言ったことに耳を疑った。
森「部下から、何やら探偵社が騒がしい、と連絡が入ってね。私も気になって調べさせたのだよ。
そしたらねぇ、、、、、。」
首領は一つ、溜め息をついた。
森「此れは大変な事に為ったのだよ。、、、Aちゃんがね、
、、、、、行方不明になった。」
中原「!?どういうことですか。」
森「其れは分からない。拐われたのかもしれないし、敵側に付いたのかもしれない。
だから中也君、頼みがある。」
中原「何なりと。」
森「Aちゃんを探して此処に連れてきてほしい。」
Aは情報屋だ。ポートマフィアの機密情報も沢山持っている。
もし彼奴が敵側に付いたなら、此方は圧倒的に不利になる。
森「頼んだよ。」
中原「畏まりました。」
彼奴、何やってンだよ。
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作者名:じょうほうじむきょく | 作成日時:2020年6月11日 16時