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Aside
「じゃあ三井先生よろしくお願いします!多分6時には迎えに行けるんで」
三井「分かったわ。愛美ちゃんの面倒は任せて」
まだ熱のある愛美を三井先生に預けて仕事に向かう。
「さて!何人救えるかな?」
気合を入れて医局に向かう。
緋山「あっ!A。愛美ちゃん熱下がった?」
「うん!まだ微熱だけど…三井先生に預けてきた」
白石「無理に来なくても大丈夫なのよ?」
「大丈夫!無理してないよ?愛美とは限られた時間でたくさん触れ合うから!」
だってそれが私達夫婦なりの子育てだから。
白石side
A愛美ちゃんのこと心配なんだと思うけどそんな時でも忙しい救命を気遣って仕事をしてくれる。
そんな彼女を見習ってフェローも早く育ってくれるといいな。
ピピップルルルルピピップルルルル
「はいこちら翔北救命センター」
救急隊「船橋南消防よりドクターヘリ要請です。6歳男児車にはねられショック状態です」
町田「( *˙ω˙*)و グッ!」
「了解向かいます!冴島さん!灰谷くん!行こう」
〜現場〜
灰谷side
現場には車に轢かれ倒れている男の子。それを見て騒いでいる傍観者。
運転手に事情聴取する警察官。
人がごった返している状況だった。
冴島「村雄大君6歳血圧73です。脈拍速くなってます」
白石「骨盤骨折かも…藤川先生に連絡と一応頭部CT取りたいから藍沢先生にも」
「はい」
〜翔北〜
藍沢side
冴島「村雄大君6歳血圧73です。脈拍速くなってます。意識レベル300です!」
6歳の男の子か…救いがいがありそうだ。
藤川「骨盤奇跡的に大丈夫だな。足首が骨折してる。藍沢ー頭は?」
「恐らく脳挫傷だ。CTとった後にICUで様子見だ」
A「脈拍速いね…」
灰谷「血圧が下がってきてます」
橘「誰か母親に報告しろ。待合室にいるぞ」
A「私行きます!」
Aの説明なら家族も安心するだろう。
Aside
「雄大君は今、足首の骨折と脳挫傷と言った感じです。足首の骨折は全治2〜3ヵ月と言ったところだと思います。脳挫傷の方はICUで徹底的に観察と言ったところです」
母親「ありがとうございますッ!私があの時急かしてしまったから…」
「詳しくいいですか?」
母親「あの時信号機が赤に変わりそうになったので早く!って急がせたんです。そしたら信号無視の車が…もし、あの時私が急かさなければ…」
このお母さんの気持ちは痛いほどわかる。
同じ母親として
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アミ - 私の名前のアミを漢字で書くと愛美(アミ)なんですよ (2018年9月28日 23時) (レス) id: b9f902a9ad (このIDを非表示/違反報告)
明心音(プロフ) - はじめまして!あの、赤ちゃんの平熱は大体37度なので、37.5度は平熱になると思います… (2017年12月25日 14時) (レス) id: 546c36eaba (このIDを非表示/違反報告)
yamamoto(プロフ) - うたプリ大好き?さん» ありがとうございます!続編考えさせていただきますね! (2017年9月21日 22時) (レス) id: 6adcff9b2f (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 完結までお疲れ様でした!続編読みたいです(笑) (2017年9月21日 22時) (レス) id: 4e8990689c (このIDを非表示/違反報告)
yamamoto(プロフ) - 一応完結…応援ありがとうございました!小説書くのすごく楽しかったなぁ…続編については読者様に任せます。本当にありがとうございました! (2017年9月21日 22時) (レス) id: 6adcff9b2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yamamoto | 作成日時:2017年9月16日 21時