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Aside
今日は奏の検診日だ。奏はピアニストだが脳に腫瘍がある。
だが、その腫瘍は俺達脳外科が最も触りたくない小脳に存在する。
その事もあり奏は手術を拒否している。
兄として、医者としても手術は受けてほしい。
だが…
奏「ねぇお兄ちゃん」
A「ん？」
奏「次はいつ帰ってくる？」
A「…白石にも聞かなきゃいけないしなぁ」
奏「…そっか…あ！藍沢先生！やっほ！」
藍沢「あぁ…お前か。手術受ける気にはなったか？」
奏「まだ」
藍沢「そうか…」
奏は多分藍沢のことが好きなんだろうなぁ…
なんかなぁお兄ちゃん寂しいなぁ!!!!!!!!!!
「奏。やっぱりこの前より腫瘍が大きくなってる。手術しないとそろそろやばい」
奏「ピアノはｯ？ピアノ出来なくなるかも知れないんでしょ！？そんなのヤダ！」
「ちょっ！奏！」
白石「あっ…奏ちゃんなら多分もう、病室に戻ったよ？」
「そうか。ありがとう白石」
白石…恵は俺の信頼できるやつであり彼女だ。
奏のことも考えてくれてる。
凄く心強くておれの精神安定剤のような人ｗ
恵は救命のスタッフリーダーとして頑張ってると橘先生からよく聞く。
「白石今日飲みに行かないか？」
白石「うん！分かった！楽しみにしてる」
〜めぐり愛〜
今日は久しぶりに恵と飲みに来た。やっぱり科が違うと休みとかも違ったりするから…
「奏…そろそろ手術受けないともう、持たないと思うんだ」
白石「そうだよね…天野先生家族としてはやっぱり不安だよね」
「…不安だけど…なんで天野先生なの？もう仕事は終わったよ？恵」
白石「ごめんねｗA」
恵はこういう所が可愛い。ドジというか天然というか…まぁ、そういう所に惹かれたんだけど。
「俺はちゃんとした医者なのかな…」
「ちゃんとした医者だよ！奏ちゃんの事だって…優輔君のことだって精一杯悩んでいた考えてるじゃない。あなたは、Aはちゃんとした医者よ？」
「ありがとう…恵」
恵は久々に飲んで疲れたのか眠ってしまった。
「恵帰るぞ」
白石「んぅ…A…きゅめいに…戻ってきてよぉ…」
「…えっ？」
白石「寂しいのぉ…」
ｺﾃﾝ
ってまた寝たし…
確かに寂しい思いはさせてたのかもな…
ちょっと考えて見るか…
「考えるから…」
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yamamoto(プロフ) - 響さん» 教えていただきありがとうございます！ (2017年9月13日 18時) (
レス) id: 6adcff9b2f (このIDを非表示/違反報告)
響 - オリジナルフラグを外し忘れていますよ。 (2017年9月13日 17時) (レス) id: 4b3f3a9b12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yamamoto | 作成日時：2017年9月13日 17時
