ひとりかくれんぼ -2- ページ2
ついにその時が来た。
2m程の高さの小さな押し入れにはしごをかけて登り、そこに塩と塩水を置き、
あとは全ての部屋の電気を消し、テレビをつけるだけ。
テレビをつけるとやはり、砂嵐になっていた。
私はハルマを水を張った風呂に沈め、蓋を閉めて、リビングで10秒数えた。
私「最初はやまこうの番だから。最初はやまこうの番だから。最初はやまこうの番だから。」
10秒数えた後、風呂場へ向かい、果物ナイフをハルマに刺した。
ハルマに入れた米のジャラッ、という音が風呂場に響く。
私「うぅ…。」
とても心細くなった。
しかし私はそれの気持ちを抑え、「次はハルマの番だから。次はハルマの番だから。次はハルマの番だから。」と言い、もういちどぬいぐるみを沈め、直後に塩と塩水が置いてある押し入れに登り、入った。
はしごは幸い畳めて小さくなるものを買っておいたのでそのはしごを畳み、押し入れの中に入れた。
押し入れはかなり小さいので私も含めるとかなりきつかった。
でも私としてはすっからかんより落ち着く。
しばらく私は押し入れに入っている事にした。
ここからが地獄の時間の始まりだった。
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謳歌@猫に埋もれて死ねるなら本望ですw(プロフ) - こわい・・・ (2015年9月8日 9時) (レス) id: 54f0672260 (このIDを非表示/違反報告)
びすけっと(プロフ) - こわいですこわすぎます。ほんとに実話ですか……?(震え声) (2015年2月26日 23時) (レス) id: f744fb2eea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:やまこう | 作者ホームページ:ナイナーイ(´・∀・`)
作成日時:2014年12月16日 22時