"ひとりかくれんぼ"やってみたら大変な事になった (ページ1)

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ひとりかくれんぼ -1- ページ1

私やまこうは、高校二年生で現在ひとりで暮らしている。

食費は全てレストランでのアルバイトで賄っている。

そんな私には同じレストランで同じくアルバイトをしている同じ高校の先輩がいるのだが、その先輩がまさかのオカルト好き。特に"こっくりさん"とか"さとるくん"とかそういうのが大好きで、暇さえあればオカルト話をしていた。
そんなある日、バイト帰り先輩と一緒になった。(女性です)

先輩「ねーやまこうちゃん。"ひとりかくれんぼ"って知ってる～？」

私「あー…聞いた事があるかな程度です。」

先輩「そうなんだ、やってみるといいよー。面白いよ。」

私「へー、やってみようかなぁ…」

先輩からは必要なもの(お米とか)を教えてもらい、すぐに家に戻った。

先輩「やったら結果教えて！」

私「了解です！」

【必要なもの&作り方リスト】

・お米
・手足のあるぬいぐるみ
・赤い糸
・塩水

1.手足のある人形の中から綿を抜き、米と切った自分の爪を入れる。

2.赤い糸で縫う。

3.人形に名前をつける

米は買いだめしておいたものを入れ、赤い糸は小学生の頃使ったソーイングセットの中のものを使い、明日切ろうと思っていた爪を爪切りで切り、ぼろぼろのミニーマウスのぬいぐるみ(3歳の頃から愛用していたもの)に入れた。

人形の名前は『ハルマ』とつけた。

水に塩を入れ塩水を作り、あとは時間を待つだけ。

恐怖の時間ばかりが流れていった。