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「うーん…太ったわけでは……ない、無い?うん…たぶん?」
のっけから悩み事を垂れ流すのが幽霊の翔ちゃんだ、最近は大野に可愛がられすぎて、食べたいものを好きなだけ食べさせられているせいか
ボリュームがアップしてきているのでは無いかと、何が困るって、彼女の場合の肉は全て胸の膨らみに回されるのだ(そこが堪らないと叫ぶのが大野なのだが)
「よし、ちょっとシェイプアップね…」
まずはあんまり軽めの腹筋から、必死な力を入れて、よいしょ、うんしょ、はぁ、はぁ…
人は(この場合幽霊だが)必死になると自分の状況が客観視できないのだ、例えばこの場合、お腹に力を入れることに注意を向けすぎて、どんどん足が開いてしまい…
「しょ、翔ちゃん!M字 開脚……………たまらん!」
汗でびしょ濡れの翔ちゃんは、頑張ってダイエットしている姿を見られた恥ずかしさに逃げ、タンスの中に隠れてしまったわけなのだが
覚えているだろうか、この前、この2人の関係性が発展する前に翔ちゃんがタンスに隠れてしまった事を
その後大野に嫌われたかもと、大号泣して金縛りにあわせた翔だが、今回もまたゴダゴダな訳で
「ひぐっ、つぅ、しゃとくん…ひぐっ…」
例に漏れず女の啜り泣く声……というか大号泣とともに金縛りにあう大野、もう慣れたものだ、付き合いたての頃は毎晩のように幽霊の私なんかが…と金縛らされてた(?)訳で
もはやこの身体の拘束すら新しいプレイのように感じ始めた大野はデレデレと、ベットに入り込んでくる翔を待つ
「さとしくうぅ…翔がふとってもっ、ひぐっ、嫌いにならないでぇ…」
嫌いになるはずがない大野なのだから、いい加減わかって欲しいものなのだが、そうも行かないのがバカップルな訳だ
この流れで「俺がどれだけ君のことが好きなのか分からせてあげるプレイ」をしないわけがない
最近は密かに覗いているチョベリグな幽霊と猫又の存在に気付いてる大野が、見られちゃうぅー、プレイに勤しんでる、ということはまだ大野と皆様だけの秘密だ
こんな2人のシェアハウス(?)を見たいと言ってくれた方々、心より感謝申し上げます、皆様もワケあり物件にはご用心を…世にも恐ろしい…
「きゃっ、首吊りみたいにして脅そうとしたらなんで亀○縛りになっちゃったの!?…」
…恐ろしい…ほどミラクルえっちな幽霊が憑いているかもしれません
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大翔(プロフ) - きよさん» リスの翔ちゃん自分でもどこで書いたか忘れてた作品だったんで笑笑覚えててくださって本当に嬉しいです!今でも2人とも幸せに暮らしてるそうですねー!また思い出したら書くのでこれからもよろしくお願いします! (2021年1月22日 0時) (レス) id: 52be1d4475 (このIDを非表示/違反報告)
きよ(プロフ) - 子リスの翔ちゃん、智くんと無事に暮らしていたんですね。良かった(^-^)/ 酔ったとはいえ智くんを振り回す強者!大人の翔ちゃんはどんなでしょうか続編楽しみにしています。 (2021年1月21日 13時) (レス) id: ae2dee5c90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:大翔 | 作者ホームページ:
作成日時:2019年10月6日 22時