メイドさん、始めました ページ1
「さ、さくらい、しょ、しょうこと申します…」
スカートの裾を掴んで、見上げてくるジジイの視線から逃れるために体をのけぞらせてる俺、
苗字は櫻井、名前は翔、一ノ宮高校に通う特進クラスの真面目くん、性別は男だ、紛う事なき男
それがどうしてこんな格好を………溜息をついて鏡に映る自分を見つめる、ゆるい三つ編みに、黒のフリルワンピース、白のエプロン…
アレはやけに暑い放課後の事だった…
「あー！あっちぃ！だいたいなんでいちいち呼び出し食らうんだよ！あのクソホ モ教師！絶対に俺目当てだろ！」
大っ嫌いな化学教師は事あるごとに俺に居残りさせて、この前なんておぱんつの色とか聞いてきやがったクソやろう
そんな奴にムカついて思いっきり石を蹴ったその先には…
「あっ………やべ、死んだ…」
明らかに高級な黒塗り外車なんで学校にこんなのでなんかできてんだよ…それよりそこから出てきたのは…
「あぁあー、ウチの車傷ついちゃったわ、まぁ気にしないで、たったの1億円程度だから」
い、い、い、い、一億？億ってゼロいくつ？まって、いち、にー、さん、しー……だめだ、気絶しそう…
「何？払えないの？…仕方ないな、じゃあ一個だけ代わりの手段…無くもないけど、なぁ櫻井、俺と暮らせ分かったか？」
そうしてうんともスンとも言えぬ間に連れてこられたのは大豪邸…そして今なぜか…メイドコスをさせられてる…
「ふふ、上出来じゃん？ウチは男のメイドは雇ってないから、バレたらお前は指詰めだ、うーん、あとはそうだな、俺専属メイドだから寝る部屋も一緒、ずっとそばにいろ」
うわぁ、俺様…思わず気持ち悪って本音が溢れちゃいそうなのをどうにか喉奥にとどめて…大野さんのお爺様の目もかい潜って1週間のメイド生活を始めたわけなのだが…
「うーん…むにゃむにゃ、しょうちゃんのおっぱ「ぎゃーー！へんたいやろう！」
この男、夢遊病か？毎日のようにベットに入り込んで俺を抱きしめてきやがる、まぁ家の中のことだ、それはいい
「あ、翔いた、ダメだろ！ご主人様は俺なんだから、近くにいろ！」
友達と一緒に昼ご飯を楽しんでる時にそのワードは…誤解をうむよ…
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大翔(プロフ) - きよさん» リスの翔ちゃん自分でもどこで書いたか忘れてた作品だったんで笑笑覚えててくださって本当に嬉しいです！今でも2人とも幸せに暮らしてるそうですねー！また思い出したら書くのでこれからもよろしくお願いします！ (2021年1月22日 0時) (
レス) id: 52be1d4475 (このIDを非表示/違反報告)
きよ(プロフ) - 子リスの翔ちゃん、智くんと無事に暮らしていたんですね。良かった(^-^)/ 酔ったとはいえ智くんを振り回す強者！大人の翔ちゃんはどんなでしょうか続編楽しみにしています。 (2021年1月21日 13時) (レス) id: ae2dee5c90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大翔
| 作者ホームページ：
作成日時：2019年10月6日 22時
