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「昔からおかしいと思ってたのよ、和也さんってさ、潤くんには甘いのに私にはよそよそしいっていうか…それが確信に変わったのは母が飛び降りたあの日だった」
資料室で見たあの記事か…翔ちゃんのお母さんが学校内でのイジメを苦にって…
「葬儀の日にね、高級そうな車の中からこっちを見つめてくる男がいたの、怪しいって思って和也さんに教えたら和也さんはその人を睨みつけたの、その人は何故か私に優しい目を向けたの…」
翔ちゃんの視線の先には翔ちゃんの家に置いてあったのと同じ家族写真…
.「本能的に分かったの、あの高級車の中の人が私の本当の父親なんだって、高級そうな車のエンブレムの向こう側の人が私の元になった人なんだって、その時は何とも思わなかったな、でも私達を変えちゃったのはあの事件の日だったの」
そこでいったん言葉を切ると何かを覚悟したように俺の顔を見つめて続きを話し出す
「潤が発作を起こした日ね、長い手術を経て漸く帰ってきた変わり果てた潤の姿を見て呆然としてた私にね、和也さんが全て話してくれたの、私の本当の父親の事」
どこか遠い目をしてる翔ちゃんに息がつまる
「母は私の父親の本妻になるはずだった事、でも私が生まれる2ヶ月ほど前に浮気相手との間に男の子が生まれちゃって急遽そっちと結婚することになった事、それでも養育費を貰ったり娘の誕生日にはお祝いを送ってくれたりしてたの…」
翔ちゃんの誕生日は1月25日、2ヶ月ほど前…11月の…
「何故かいきなり父親は私の母を学校内でイジメられるように悪い噂を流して攻撃し始めた、うちの学校はその人の傘下にあるからね…母の死のすぐ直後だった、その人がビジネスパートナーに裏切られたってニュースになったのは…」
「その後にわかったの、その裏切の原因はうちの母とその人の過去の関係が影響してるのでは無いかと思った父が母を社会的に抹殺しようと仕向けたイジメだった事がね…」
違う、聞いてた話と全然…だって…
「うちの父親は…櫻井翔子さんに…」
クスクス笑いはじめる翔ちゃん、悲しそうな目元とのコントラストが痛く刺さる
「うちの母親があなたのお父さんとの関係をでっち上げて裏切りに手を貸したとでも聞いた？アホらしい、保身のために吐いた痛々しい嘘に吐き気がするわ」
見たことのない顔で俺を睨みつける翔ちゃん
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大翔(プロフ) - 桃姫さん» ありがとうございます！！！この先少し波乱の展開になりますが…是非是非よろしくお願いします！ (2018年12月20日 8時) (
レス) id: 938e76af8a (このIDを非表示/違反報告)
桃姫(プロフ) - 早速読ませていただきました！高校生な可愛いOSがこれからどういう風に恋人に発展していくのか楽しみです！大変でしょうが更新頑張ってください！応援してます！ (2018年12月20日 1時) (レス) id: 5811957009 (このIDを非表示/違反報告)
大翔(プロフ) - awxぺぷちんさん» コメントありがとうございます！！！相変わらずどれも亀更新になりますが笑笑よろしくお願いします！ (2018年12月19日 15時) (レス) id: 938e76af8a (このIDを非表示/違反報告)
awxぺぷちん(プロフ) - パス解除待ってました！これから楽しく読ませて頂きます♪更新ガンバです(*^^*) (2018年12月19日 13時) (レス) id: 3bb69d1c12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大翔
| 作者ホームページ：
作成日時：2018年12月19日 8時
