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わからない事が多すぎる、こんな時最近は自然とあの場所に向かうんだ、何も言葉を発するわけでもなくただ包み込んでくれるような幼い彼




「潤くん…ねぇ俺わからなくなっちゃった…お前のお姉さんは何者なんだ?…翔ちゃんは…」




この子にそんな問いをぶつけたところで意味もない、苦笑いしながら頭を撫でる





「あら?あなた翔ちゃんのお友達よねー!まぁ嬉しい!最近よくきてくれてるって聞いてるわよー、おばちゃん感動よ!潤くんもお友達が来てくれたらふと目覚めたりもするかもだしね!」




潤くんの腕に刺さってる点滴を交換しに来た看護師さんが矢継ぎ早にそう言う、俺はそろそろ帰ろうとしてたしぶっちゃけこの看護師さん苦手でさ、苦笑いのまま病室を出ようとしたの……




「ほんと…潤くんのサンタさんは2年も遅れちゃってて…早く来なさいよって感じよね…」





看護師さんのその言葉、サンタさんと言うワードを出すには中途半端なこの時期、不思議に思って聞き返す




「あら?言ってなかったかしら?潤くんが倒れたの2年前のクリスマス当日になったくらいの時間だったのよ、しかもその日に限って厄介な急患が入ったせいで潤くんの手術が後回しよ?もうサンタなんて信じられないわ…」




だんだんと鼓動が大きくなるクリスマスの日…2年前…急患……それってもしかして…




「中学生の男の子だったりします?その急患って…」





なんで聞いちゃったんだろう




「そう!そうだったわ!階段から落ちたくらいで親が大騒ぎよ!まぁ大事かもしれないけどさー、親がお偉いさんだったらしいじゃない?いい医者を付けろって喚いて大変だったらしいのよー!」





何も返す言葉が見当たらなくて唾を飲み込んで病室を出る





家に帰ってる途中の記憶も曖昧で、1週間くらい遊び歩いてたせいで久しぶりにみた姉を見た瞬間涙が溢れる





「ねぇちゃん…2年前の事故の時のこと…覚えてる?」





もともとあんまり仲良くない姉だけどその話題を出した瞬間冷ややかな目で俺を見返して来る…






「忘れるわけないじゃんね、私が階段から落ちて怪我した時はあのジジイ見舞いにすら来なかったくせにあんたの時はこれから大きなオペの予定が入ってる優秀な医者をこの子に付けろって喚いてたのよ」




いいわよね長男様はお父様から愛されてって嫌味も今は耳に入らないくらい自分の心臓の音がうるさかった

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大翔(プロフ) - 桃姫さん» ありがとうございます!!!この先少し波乱の展開になりますが…是非是非よろしくお願いします! (2018年12月20日 8時) (レス) id: 938e76af8a (このIDを非表示/違反報告)
桃姫(プロフ) - 早速読ませていただきました!高校生な可愛いOSがこれからどういう風に恋人に発展していくのか楽しみです!大変でしょうが更新頑張ってください!応援してます! (2018年12月20日 1時) (レス) id: 5811957009 (このIDを非表示/違反報告)
大翔(プロフ) - awxぺぷちんさん» コメントありがとうございます!!!相変わらずどれも亀更新になりますが笑笑よろしくお願いします! (2018年12月19日 15時) (レス) id: 938e76af8a (このIDを非表示/違反報告)
awxぺぷちん(プロフ) - パス解除待ってました!これから楽しく読ませて頂きます♪更新ガンバです(*^^*) (2018年12月19日 13時) (レス) id: 3bb69d1c12 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:大翔 | 作者ホームページ:   
作成日時:2018年12月19日 8時

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