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「翔！おはよ！」
翔「おう、おはよ」
玄関を開けると、門の前に立っていた翔が振り返って笑う。
翔「じゃ行こっか」
「うんっ」
“今度の日曜、空いてる？二週間遅れになるけど、やっぱりちゃんとお祝いしたい”
翔と仲直りした日。
翔はまっすぐ私を見てそう言ってくれた。
「今度は急にバイト入らなくてよかったね」
翔「もし電話来ても、何が何でも阻止する気でいたからな」
「ふふ、そっか。ありがと」
今日はバイトにも何にも邪魔されずに、翔と二人で過ごせる。
嬉しくて、繋いだ手をぶんぶんと振ったら、翔は「ふは、もう楽しそう」って笑った。
楽しいよ。
翔とこうしていられるんだから。
翔「あ、」
にこにこで歩いてたら、不意に翔が声を出して立ち止まった。
「ん？どうし…」
どうしたの？
そう聞こうとした私の声が途切れたのは、耳に翔の手が触れたから。
突然のことに心臓がドキッと跳ねた。
繋いだ手と反対の手で触れた翔の視線は、私の耳に向けられている。
「あ…っ」
翔「つけてくれてる」
「っ、うん」
そう。
翔がくれたイヤリング。
早速つけてみたんだ。
気づいてくれたのは嬉しいけど。
「そんなじっと見られると恥ずかしいよ…」
愛しいものを見るような瞳をしてるから尚更。
翔「あ、ごめ…嬉しくてつい」
「、うん」
すっと手を離して、はにかんで口をむーっとさせる翔。
離れても耳の触れられた部分は熱を持ったように火照っていた。
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嵐love(プロフ) - 再会、そして動き出すとホントの気持ちを読みました。どちらもドキドキとキュンキュンとワクワクしました。色々な気持ちに為りながら読みました。ニノ気持ちを読んだときは、切なくなりました。翔くんとニノが大好きです。 (2018年4月7日 21時) (
レス) id: 6370002464 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - しようちやんも大好きだよ (2017年6月14日 19時) (レス) id: 008d99490d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらこ | 作成日時：2017年6月10日 17時
