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“Aに触っていい男は俺だけだからな”
…なにもう。
“お前は俺の物”感、急に出してくるのずるい。
ドキッ、てしちゃったじゃんか。
嫉妬だって、したこともされたこともなかったから正直どんな感じなのか知らなかったけど、嬉しかった。
あれは嫉妬してくれてたからなんだって、嬉しくなった。
でもそれは翔だから。
他の誰でもない翔だから、そんな気持ちになるんだよ。
翔「ん」
恥ずかしくて顔を上げられない私の頭を、乗ったままの翔の手がわしゃ、と撫でた。
翔「そだ…あのさぁ」
「うん」
翔「帰る前にさ、俺んち寄ってもいい？」
「うん、いいよ」
翔「ん、じゃあ行こ」
ニコッと微笑んだ翔が、すっと左手を差し出す。
その手にゆっくり自分の右手を重ねたら、包み込むようにぎゅっと握り締められた。
久しぶりに繋いだ手。
その温もりは、私の心にまでじわっと広がっていった。
.
翔「ただいまー」
翔の家の玄関に入ると、リビングから翔のお母さんが「おかえり」と顔を出した。
翔母「あら、Aちゃん」
「、お久しぶりです、お邪魔します」
翔母「ふふ、どうぞー」
柔らかい微笑みを、私に向けてくれる。
おばさんも翔とのこと、気にしてくれてたのかな。
翔「上行こ」
「うん」
翔がこっちに戻ってきてから約半年。
夏休みには何度かお邪魔させてもらった。
家自体はまだ新しいから綺麗なはずなのに、翔の部屋は今日も予想通り散らかってて。
「相変わらずだね笑」
床に乱雑に置かれてる雑誌やベッドの上に放り出されてる洋服を見て、ふふって笑ったら。
翔「っ、るせぇよ」
照れ臭げに言い放って、慌てて端に寄せたりクローゼットに突っ込んだりしてる。
ほんと片付け苦手だよね。
まぁそういうとこ、翔らしくて私は好きだけど。
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嵐love(プロフ) - 再会、そして動き出すとホントの気持ちを読みました。どちらもドキドキとキュンキュンとワクワクしました。色々な気持ちに為りながら読みました。ニノ気持ちを読んだときは、切なくなりました。翔くんとニノが大好きです。 (2018年4月7日 21時) (
レス) id: 6370002464 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - しようちやんも大好きだよ (2017年6月14日 19時) (レス) id: 008d99490d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらこ | 作成日時：2017年6月10日 17時
