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翔「人の彼女の頭撫でるなっつーの！」
「っ、翔」
先輩がいなくなった方を向いてまだ怒ってる翔を止める。
翔「ん？」
「ごめんね」
翔「え？」
私の方に向き直った翔が首をかしげた。
「先輩のこと、翔の言った通りだった。気あるかもしれないって」
翔「あ…」
「私、先輩の気持ち全然気づいてなくて、誕生日一人で過ごさなくて済むってそれしか考えてなくて」
翔「…うん」
「翔のことこんなに好きなのに、翔が嫌がること分かってなかった。ごめんね」
翔は言い過ぎたって言ったけど。
私だってそういうつもりは全くなかったけど。
今思えば翔が言ったことは全部、あながち間違ってはいなかった。
ほんとに最低だよね。
ひどいのは私の方だ。
翔「確かにショックだったけど」
「…ごめん」
翔「でもAの気持ち聞けたからもういいよ」
「え？」
翔「正直不安な部分もあったの。ひどいこと言ったあとだったし、“あー俺のこと嫌になったかな”って」
「っ、そんな」
翔「うん、でもそうじゃなかったって分かったから。もういいよ、俺も悪かったし」
「うん…ありがと」
翔の言葉にほっとした。
翔「でも」
翔の手が、ぽんと私の頭に乗る。
翔「Aに触っていい男は俺だけだからな」
「っ、」
翔「あと二人で出掛けていい男も俺だけ」
今回は許すけど、と口を尖らせて言う。
翔「分かった？」
「っ、うん」
顔を覗き込んでくる翔に、私は心臓のドキドキが伝わらないように小さく頷いて答えた。
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嵐love(プロフ) - 再会、そして動き出すとホントの気持ちを読みました。どちらもドキドキとキュンキュンとワクワクしました。色々な気持ちに為りながら読みました。ニノ気持ちを読んだときは、切なくなりました。翔くんとニノが大好きです。 (2018年4月7日 21時) (
レス) id: 6370002464 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - しようちやんも大好きだよ (2017年6月14日 19時) (レス) id: 008d99490d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらこ | 作成日時：2017年6月10日 17時
