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智「んんっ」
穏やかな空気が流れる中、響いた咳払い。
翔「あ、」
「あっ先輩…」
智「二人とも俺の存在忘れてるでしょ」
「いやあの忘れてたわけじゃ」
先輩ごめんなさい…！
翔の言葉が嬉しくて、解決した気になってた。
智「ふふ、別にいいけど…二人は幼なじみなんだね」
「、はい」
あれ。
先輩の表情が、元に戻ってる…
智「もしかしてAちゃんは、俺よりもずっと長く片想いしてたのかな」
「あっ…はい。昔からずっと、私は翔のことだけを想ってきたんです」
智「そっか」
「先輩の気持ちは嬉しかったです。でも先輩のことはそんな風には考えられません…ごめんなさい…」
智「…ん、分かった」
大野先輩は私の言葉をちゃんと受け入れるように優しく微笑んだ。
智「君もAちゃんのことちゃんと好きなのがよく分かったよ」
翔「っ、当たり前です、先輩の気持ちには絶対負けませんから」
智「ふふ、ならもうこういうことないようにしてね。じゃないと今度こそ奪うからね？」
翔「今度はないので安心してください」
智「ふふ、そっか」
未だ敵対心を露わにする翔に、先輩はいつもの笑顔で応えていた。
智「じゃあ俺はここで帰るね、Aちゃん悪いけどあとは彼氏に送ってもらって？」
「あ、はい、」
智「ん、またね、ばいばい」
そう言って、私の頭をぽんぽんと撫でた。
「っ、」
翔「ちょ、待てっ」
智「ばいばーい」
不意打ちに動揺する私と怒る翔を面白そうに見ながら、大野先輩は駅の方へ去っていった。
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嵐love(プロフ) - 再会、そして動き出すとホントの気持ちを読みました。どちらもドキドキとキュンキュンとワクワクしました。色々な気持ちに為りながら読みました。ニノ気持ちを読んだときは、切なくなりました。翔くんとニノが大好きです。 (2018年4月7日 21時) (
レス) id: 6370002464 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - しようちやんも大好きだよ (2017年6月14日 19時) (レス) id: 008d99490d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらこ | 作成日時：2017年6月10日 17時
