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家に帰ると、お母さんが手作りの誕生日ケーキを用意してくれてて。
少し前に夜ご飯を食べてお腹いっぱいのはずなのに、その美味しさについつい食べちゃう。
大野先輩とのことを話したりしながら、リビングでまったり過ごしていたらあっという間に時間が経っていた。
「もうこんな時間だ、そろそろお風呂入ろ」
母「あ、A」
リビングを出ようとしたら、お母さんに呼び止められた。
「うん？なに？」
母「翔くんとちゃんと仲直りするのよ」
「…うん」
母「ん、それだけ」
微笑んだお母さんは、キッチンへ入っていった。
普段は私と翔のことには滅多に口を出してこないけど、何か察知するのだけは早くて。
私が話し出さない限り詳しくは聞いてこないけど、ちゃんと見守っていてくれてる。
でも頼ってばかりじゃだめだよね。
自分の部屋に戻って、鞄からスマホを取り出す。
私から電話切ったり着信無視したりしたんだから、私から謝らないと。
「…あ」
電源を入れると、目に入ったのは。
ー昨日はごめん
ー誕生日おめでとう
「っ、翔…」
メッセージのすぐ前には、一件の着信もあった。
電話かけたけど出なかったからLINEくれたんだ。
昨日はなかった“ごめん”の言葉に、胸がぎゅっと締め付けられる。
ー私こそごめんね、ありがとう
急いで返事を送ったけど、既読はなかなかつかない。
メッセージがきた時間は30分以上も前。
今はスマホ見てないのかも…
返事を待つ間、お風呂入っちゃおう。
スマホを机に置いて、私は部屋を出た。
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嵐love(プロフ) - 再会、そして動き出すとホントの気持ちを読みました。どちらもドキドキとキュンキュンとワクワクしました。色々な気持ちに為りながら読みました。ニノ気持ちを読んだときは、切なくなりました。翔くんとニノが大好きです。 (2018年4月7日 21時) (
レス) id: 6370002464 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - しようちやんも大好きだよ (2017年6月14日 19時) (レス) id: 008d99490d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらこ | 作成日時：2017年6月10日 17時
