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「、え」
がっかりしてたら、先輩が急にびっくりするようなことを言い出した。
智「あ、ほら、誕生日プレゼント」
「え、ほんとですか」
智「うん、そんなに見たいならあげる笑」
「嬉しい…！ありがとうございます！」
智「ふふ、あ、でも授業で描いてんのはあげらんないし、大きすぎても困るよね」
「あー…部屋に飾れるようなの、ありますか」
智「…たぶんない笑だから、新しく描くやつあげるよ」
「えっ、わざわざそんな…それはなんか申し訳ない…」
智「誕生日プレゼントなんだからいいんだよ」
「そうですか…？」
智「それに俺、人にあげるために描いたことないから、なんか楽しそう」
「じゃあ、お言葉に甘えて…」
智「うん笑」
どうしよ、めちゃくちゃ嬉しい。
何てことない普通の部屋に、大野先輩の絵が飾られるだけで全然違う空間になりそう。
わくわくする私を見て、大野先輩がふふっと笑った。
少しして来た料理はとても美味しくて。
デザートのアイスまで追加で頼んで、ペロリと食べてしまった。
お会計の時、財布を出したら。
智「誕生日なんだから奢るよ」
「え、いやでも」
智「いーの」
「…、ありがとうございます」
なんだか、お言葉に甘えてばっかだなぁ。
店の外に出ると、もう空は暗くなっていた。
大野先輩が明日早いみたいで、帰ろうということになって。
電車に乗って最寄り駅まで戻る。
智「ごめんね、俺の都合で」
「いえ全然！むしろ、今日私なんかのために付き合ってくれて、ほんとにありがとうございました」
智「ううん、俺も楽しかったから。ありがと」
「、はい」
智「家まで送ってこうか？」
「いえ大丈夫ですよ、先輩と逆方向ですし。先輩帰るの遅くなっちゃいます」
智「、そっか。じゃあ気をつけてね」
「はい、先輩も」
智「ん…あ、絵完成したら連絡するね」
「あ、はい。ありがとうございます」
智「じゃあね、ばいばい」
「はい、さようなら」
手を振る先輩に会釈をして、私は家に帰った。
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嵐love(プロフ) - 再会、そして動き出すとホントの気持ちを読みました。どちらもドキドキとキュンキュンとワクワクしました。色々な気持ちに為りながら読みました。ニノ気持ちを読んだときは、切なくなりました。翔くんとニノが大好きです。 (2018年4月7日 21時) (
レス) id: 6370002464 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - しようちやんも大好きだよ (2017年6月14日 19時) (レス) id: 008d99490d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらこ | 作成日時：2017年6月10日 17時
