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話をしてたら、あっという間に美術館の最寄り駅に着いた。
歩いて数分。
展覧会中ということもあってか、美術館周辺には人がたくさんいて。
受付にはチケットを買う列ができていた。
智「招待券あるから並ばなくて済むね」
「先輩のおかげです、ありがとうございます」
智「ふふ、ラッキーだね」
嬉しそうに笑う先輩と一緒に中に入る。
館内は外と違って落ち着いた雰囲気で。
久しぶりの美術館の空気に、やっぱり好きだなって思った。
一つ一つの作品をゆっくり見ながら進んでいく。
作品を見ながらふと目に入った大野先輩の姿。
作品にぎりぎりまで近づいたり、と思えば遠のいて眺めてみたり。
目の前の絵をじっと見つめる先輩の瞳はキラキラと輝いてる。
…この姿、また見れて嬉しいな。
先輩の絵と向き合う姿は、いつも素敵だなって思ってた。
私も絵は好きだけど、先輩はなんかこう、もっと奥が深いっていうか。
美大に行くだけあって、きっと鋭い感性を持ってるんだろうな。
智「なんか俺、一人で楽しんじゃってたね。ごめんね」
展覧会を回り終えて。
外に出ると、大野先輩が少し申し訳なさそうな顔をした。
「そんなことないですよ」
智「でもAちゃんの誕生日なのに」
「私も自由に楽しませてもらいました、ありがとうございます」
智「そう？」
「はい」
智「そか、なら良かった」
私が笑うと、先輩も安心したように微笑んだ。
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嵐love(プロフ) - 再会、そして動き出すとホントの気持ちを読みました。どちらもドキドキとキュンキュンとワクワクしました。色々な気持ちに為りながら読みました。ニノ気持ちを読んだときは、切なくなりました。翔くんとニノが大好きです。 (2018年4月7日 21時) (
レス) id: 6370002464 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - しようちやんも大好きだよ (2017年6月14日 19時) (レス) id: 008d99490d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらこ | 作成日時：2017年6月10日 17時
