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「…え」
まさか、告白されるとは思わなかった。
雅「あの時さ、変わりたいっつったじゃん、俺。けどほんとはもう変わり始めてたのかもしれない」
視線を逸らさない真剣な瞳。
冗談ぽくない静かな口調。
相葉くんにしては珍しいその表情に、ぎゅっと手を握り締める。
雅「誘い断られる度にそのことを実感するんだよね。あー好きだなぁって思うの」
「っ、」
雅「きっとさ、今までほんとの恋に出会ってなかったんだと思う。だからあっち行ったりこっち行ったり…それで本心に気づかないってバカだよなぁ」
「…相葉くん、」
雅「小林」
「、はい…」
雅「好きです、俺と付き合ってください」
「…ごめんなさい、」
雅「うん…だよね、分かってる」
はは、ってまた苦笑いをする。
「っ、ごめん、私…今は他に大好きな人がいて…」
雅「…うん」
「だから…ごめんなさい…っ」
雅「…うん」
「…」
雅「遅すぎたよね」
「…っ」
雅「さっきもさ、何か用でもあった？って。私は別にないけどって言われたみたいでちょっと悲しかった」
「っ、ごめん…っ」
無意識だった。
普通に聞いたつもりだった。
雅「ううん、悪気がないのは分かってるから」
だから余計悲しいんだけどね、と呟く相葉くんに、何て返したらいいかわからなくて。
「…きっとほんとの恋に出会えるよ」
そう口が動いていた。
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さくらこ(プロフ) - 嵐loveさん» ありがとうございます！そう言って下さり嬉しいです。続編は未定ですが、何か浮かんだら書きたいと思ってます！ (2017年6月5日 22時) (
レス) id: e77eec2ac0 (このIDを非表示/違反報告)
嵐love(プロフ) - 完成おめでとうございます！後お疲れ様です！素敵なお話しでキュンキュンとドキドキを沢山しながら読むことが出来ました！まず先生と主人公ちゃん恋人同士になれて良かったです！出来たらその後の二人の幸せお話がもし書けたら教えて下さいね！ (2017年6月5日 4時) (レス) id: 9417c56e13 (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - ちょこちっぷめろんぱんさん» わー嬉しいです！頑張ります！ (2017年5月14日 22時) (レス) id: e77eec2ac0 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこちっぷめろんぱん(プロフ) - 初期から見てますっ！！更新頑張ってください！ (2017年5月14日 21時) (レス) id: a9eef426fe (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - ねこさん» ありがとうございます！最後までどうぞよろしくお願いします！ (2017年5月14日 20時) (レス) id: e77eec2ac0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらこ | 作成日時：2017年5月2日 17時
