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ymside
……さっきのは、夢だったのだろうか。
いいや、夢なんかじゃない。
あの瞬間、どくんと胸が弾み、苦しくなった。
そして今も、あの、唇の柔らかが感覚として残っている……。
どうして急に、そんなこと。
伊野尾せんぱ……じゃなくて、伊野尾ちゃん。
なんでキス、したんだろ……。
さっきの事を思い出そうとするが……ダメだ。
その度に、顔に熱が集まるだけだった。
.
知「…っわ、涼介 顔真っ赤ー」
リビングに戻ってすぐ、知念に茶化された。
そんなに顔赤いのかなぁ、と頬に手を当てれば、いつもより熱を持っている。
……そりゃあ、キス、したんだもん……。
それも、格好いい伊野尾ちゃんと。
……はたして知念は、俺と伊野尾ちゃんがキスしたことを知っているのだろうか。
バレたくない、
どうしたらいいかわからない、
正直、困るんだ。
だけど……嬉しい。
どうしよう。
伊野尾ちゃんの存在は、俺の中で大きくなるばかり……。
.
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今日のラッキーcp
ゆとけと・いのあり
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あや(プロフ) - 続きはもう書かないんですか?再会してほしいです! (2017年12月21日 3時) (レス) id: e28e1b8356 (このIDを非表示/違反報告)
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