此処に居る理由 ２ ページ25
警戒心をあらわにし、伊野尾の心の内を探ろうとする裕翔とは対照的に、のらりくらりとソファに腰を掛けリラックスモードの伊野尾。
伊野尾「そんな目で見ないでよ。普通逆じゃない？俺よりお前が警戒心剥き出しでどうすんの？」
裕翔「話しをはぐらかすなよ。」
伊野尾はやれやれといったように、肩をすくめてふぅ〜とため息をつく。
伊野尾「ここまで大掛かりに俺にアプローチするってことは、お前達たけじゃなくて俺にもそれなりのメリットを与えてくれるだろ？」
伊野尾は、首だけを裕翔の方に向けてニヤッと笑う。
伊野尾「誰か『何でも屋』ってのに仕事としで依頼した？
そうだなぁ〜…。伊野尾救出大作戦的な？
依頼人は光？違うな……まさかの薮？うん、意外と薮っぽいね(笑)」
伊野尾は一人で納得したように、うんうんと頷く。
裕翔「何？急にペラペラ喋りだすじゃん。怒ってんの？」
裕翔が挑発的な態度で伊野尾を煽る。
伊野尾「怒ってないよ。呆れてるだけ。どんだけお節介集団だよってね。」
伊野尾は裕翔から目線を反らし、ため息混じりに天井を見上げる。
伊野尾「ホントにお節介…………。でも、ここまでされると逆に俺も興味が湧いてきた。」
そして伊野尾は再び裕翔をまっすぐに見据える。
伊野尾「いいよ。俺を満足させてみろよ。
但し、妹に何かあったら…その時は
てめぇら、覚悟しとけよ。」
伊野尾の声が、ずんっと低く重く響く。
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サツキ(プロフ) - 青空さん・コメントありがとうございます！嬉しいです！かっこいいjumpちゃん、書けるように頑張ります！！ (3月27日 22時) (
レス) id: 35bce03242 (このIDを非表示/違反報告)
青空(プロフ) - 楽しみにしています。かっこいいjumpちゃんを！ (3月27日 22時) (レス) @page20 id: a1f6031022 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サツキ | 作成日時：2024年2月3日 17時
