証拠隠滅 ２ ページ21
薄茶は高木との別れを名残惜しそうにしながらも、意を決して事務所から出て行った。
高木「さてと………」
まず伸びている大杉本が、煙に巻かれないようにビルの出入り口あたりに移動させて、救助されやすいようとする。
高木「重っ(笑)」
高木が苦笑いをしながら大杉本を抱えると、ふわっとなぜか軽くなる。
高木「えっ？」
驚いて大杉本の反対側を見ると、薄茶が大杉本を運ぶ手助けをしていた。
薄茶「大杉本は、生かしておくんですね。」
少し口を尖らせながら本気とも冗談とも取れる言い方の薄茶に、高木は困ったように笑みを浮かべる。
高木「俺は、人ごろしはしないよ。」
薄茶「そんな雄也さん…好き…」
高木「ははっ。ありがとう。」
そして、薄茶はそのままビルを後にした。
高木はその後ろ姿を優しく見送ると、再びビルの中へと消えていく。
あっ💦
やっば〜い！
ライターのオイル交換してたらオイル漏れちゃった💦
あちゃ〜！
間違えてマッチすったの落としちゃった〜💦
放火じゃないよ。
事故だよ。
消防に連絡しなきゃね。
資料がきちんと炎に包まれていることを確認。
さて、次は光君にバトンタッチ。
けたたましいサイレンが裕翔と伊野尾を追い越す。
伊野尾「近くで火事かな。」
眉をひそめて呟く。
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サツキ(プロフ) - 青空さん・コメントありがとうございます！嬉しいです！かっこいいjumpちゃん、書けるように頑張ります！！ (3月27日 22時) (
レス) id: 35bce03242 (このIDを非表示/違反報告)
青空(プロフ) - 楽しみにしています。かっこいいjumpちゃんを！ (3月27日 22時) (レス) @page20 id: a1f6031022 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サツキ | 作成日時：2024年2月3日 17時
