楽しいよ 1 ページ2
獣たちが森を出て100年ぐらいになるだろうか。
獣たちは住処を10年〜15年ほどで転々とし過ごしでした。
今の場所はもう15年目になる。
〜藪〜
藪「こんにちは。ご注文の品で〜す。」
看護師「あら〜藪君!いつもありがとう!」
50代ぐらいの看護師が明るく出迎え、医療器具の入った大きなダンボールを藪のから受け取ろうとする。
藪「あっ!重たいですよ。中まで運びますね。」
藪はニコッと人懐っこい笑顔を向け、個人病院の事務スペースまで運ぶ。
看護師「藪君って、ホントにいい男ねぇ〜。あっ!これ、頂き物で悪いけど、クッキー。持って行って。」
藪「いいんですか?嬉しいです。では、またよろしくお願いします!」
被っていたキャップを右手で少し持ち上げて挨拶をした。
藪はこの街で、医療器具会社で働いており営業と配達を担っている。
〜知 念〜
知 念「いらっしゃいませ。本日も新鮮な魚介類を多く取り揃えております。只今のお時間、鯛がお求めやすくなっております。」
ここは、とあるスーパーマーケット。
知 念の店内アナウンスが流れるやいなや、買い物に来ていたご婦人たちがこぞって鯛を求めて鮮魚コーナーに殺到する。
ご婦人たちの目当ては鯛だけではない。
呼び込みをする知 念がひと目見たいからだ。
ご婦人たち「今日も知 念君、可愛いわ〜。」
知 念「恐れ入ります。あっ、こちらのヒラメも良かったらどうぞ。」
知 念は、この街のスーパーマーケットの店員だ。
〜裕翔〜
裕翔「へいっ!らっしゃい!マカロンたこ焼き1つね。」
女子高生「ありがとうございます!!」
裕翔は移動販売車を使って、知 念が働くスーパーマーケットの屋上スペースでマカロンたこ焼きを販売している。
けっこう人気があり行列ができる時もある。
が、お客さんの目的はあまいマカロンたこ焼きだけではないようだ。
サービス精神旺盛な裕翔の笑顔が一番あまい。
〜有岡〜
有岡「は〜い!こっち側歩いてね〜!あっ!そこ気をつけて!」
明るく元気に通行人を誘導する有岡。
有岡はこの街で、警備員として働いている。
子どもからお年寄りまで、みんなが有岡の笑顔に元気をもらいながら歩いていく。
時には用もないのに有岡の警備する道を何度も往復する人までいる。
どんな時でも有岡は丁寧に対応をする。
98人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yamahituji405(プロフ) - 私さん、コメントありがとうございます!こんな内容ですが、作者はけっこう真剣に頑張って書いています💦なので、本当に嬉しいです。 (9月10日 12時) (レス) id: 35bce03242 (このIDを非表示/違反報告)
私(プロフ) - すごく楽しみに読んでいるので書いてくださると嬉しいです、、 (9月10日 9時) (レス) @page25 id: 5567290ecb (このIDを非表示/違反報告)
yamahituji405(プロフ) - なななさん、コメント、本当にありがとうございます!まさかまさかの事態に手が止まり悩んでいました。励みになりますm(_ _)m (9月10日 8時) (レス) id: 35bce03242 (このIDを非表示/違反報告)
ななな(プロフ) - 私は可能なら続きが読みたいです。ここじゃなくても良いので... (9月10日 2時) (レス) id: ecedb3883c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:サツキ | 作成日時:2023年8月23日 14時