山口の双子の妹は月島に恋をする【ハイキュー】

指揮者 ページ34

【環side】

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その後も獲って獲られてを繰り返したが、第1セットは東峰さんのスパイクで烏野が先取した。

第2セットはローテーションを少し回したおかげで翔と飛雄の速攻は何本も決まる。

しかしその分のマークは蛍や東峰さん、田中さんに澤村さんに着く。

東峰さんもまた何本も止められているが、心は折れていない。

そして今烏野はマッチポイント。

しかし点差は2点、気を抜けばすぐに取り返される。

蛍の速攻はいいコースだったが綺麗に上げられ、向こうの7番さんも速攻を打つ。

だが田中さんが上げている。

飛雄のカバーで東峰さんがラストを打つが、2番の主将さんに止められてしまう。

その瞬間、ガラ空きの後ろに西谷さんがフライングレシーブをしてカバーした。

また二段トスが東峰さんに上がる。

トスはネットに近く押し合いになってしまう。

間に合わないと思ったその時、西谷さんが足でカバーした。

「「「足ィーッ!!!」」」

会場がどよめく。

「「「もう一回!!!」」」

そして東峰さんのスパイクがブロックを吹き飛ばす。

ボールはネットの上を転がって、

伊達工側のコートに落ちた。

「「「っしゃあああ!!!」」」

みんなが歓喜で叫ぶ。

烏野の勝利だ。

＿＿＿
「これで4本連続サービスエース…」

試合が終わり、今はみんなで青城の試合を見ている。

烏養さんが言うには、

「セッターってよ

オーケストラの"指揮者"みてえだと思うんだよ

同じ曲 同じ楽団でも

"指揮者"が代われば

"音"が変わる」

飛雄や烏養さんの説明を聞いて、2･3年生の顔は強ばる。

「大王様かっけえ!!

早く試合したい!!」

「おう！

サーブ俺狙ってくんねぇかなぁ!?

とりてえ!!」

少しも緊張も不安も無さそうに、ただただ試合を楽しみにしてる人が2人いたようだ。

そして3回戦の相手が決まる。


青葉城西 対 大岬

セットカウント 2−1

勝者:青葉城西高校

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こんにちは、ランキングとやらに入ってて、でも評価低くなってて、嬉しいけど少し凹み気味のマーマレーどです。

ランキング！89位！ありがとうございます！

ビックリして二度見しました。

でも意味の無い低評価はお辞め下さい。

今回の文章一切環ちゃん出てこなくてすみません。

次回出てきます。多分。

そして文章の空白大きく取る様に変更しました。

これからもマーマレーどと
『山口の双子の妹は月島に恋をする』
をよろしくお願いします！

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