山口の双子の妹は月島に恋をする【ハイキュー】

仮入部 ページ4

【環side】

仮入部するにあたって、マネージャーの清水先輩に挨拶しに行くことにした。
「失礼します、清水先輩いらっしゃいますか？」
「私が清水だけど…1年生だよね？どうしたの？」
「あの…男バレの勧誘のポスター見て来たんですけど…」
「え！ほんとに？」
「はい。バレーの経験はないしルールも良く分かんないんですけど兄がやってて興味もって…でもやるからには全力でやるつもりです。」
「そうなんだ！じゃあ早速明日見学してみる？」
「はい、是非！」
「では改めて…3年2組男バレマネージャーの清水潔子です！よろしくね！」
「1年4組山口環です。よろしくお願いします」
「じゃあ明日HR終わったら体育館まで来て貰える？」
「はい、分かりました」

良かった、明日早速見学出来そうだ
忠やツッキーのサポートする為に、私も頑張ろう

＿＿＿
部活見学の時、主将の澤村さんが紹介の時間を取ってくださることになった。

「今日から入部の1年紹介するよ」
「よろしくお願いしまぁーす！1年4組月島蛍です。」
「同じく1年4組の山口忠です！」
「同じく1年4組、忠と双子でマネージャーとして仮入部の山口環です。」
「へーっ、双子なんだな！あ、俺は副主将の菅原孝支！よろしくな！」

菅原さんか。
それにしても全員分覚えられるだろうか。

「2人には今度の土曜日に他の入部予定の1年と3対3でゲームしてもらうからな、準備しとけよ」
「「はーい」」
「あの、その他の1年はなんでいないんですか？」

気になった私は澤村さんに質問する。

「あー、あれな、初日に問題起こしたんだよアイツら」
「それで大地が追い出した」

温厚そうな澤村さんが追い出すとかどんな事やらかしたんだよ他の1年

「その話はまた後で！今は練習練習！山口さんは清水にマネージャーの仕事教えて貰って！」
「はい、分かりました。それと、山口さんだと忠とかぶるので環でいいですよ。」
「じゃあ環さんって呼ばせて貰うな。よろしく！」

「環ちゃん！」
「あ、清水先輩、こんにちは」
「清水先輩じゃなくて名前でいいよ」
「では、潔子先輩と呼ばせてもらいますね」
「うん、よろしくね環ちゃん！」

「それとさ、環ちゃんが言ってたお兄ちゃんって双子のお兄ちゃんだったんだね」
「あ、はい」
「2人って大分似てるよね」
「良く言われるんですけど、目元が特に似てるらしいです、分かんないんですけど」
「うん、似てる」

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