山口の双子の妹は月島に恋をする【ハイキュー】

大王様 ページ14

【環side】

＿＿＿＿
試合は結局勝つ事ができた。
しかし及川さんのサーブはとても強くコントロールも凄かった。
バレーを学び始めたのは高校からなのであまり詳しい事はわからないが。

私が片付けをしていると、及川さんが話しかけてきた。
「ねーねーマネちゃーん」
「…」
「ねーねー」
「…」
「無視しないでよ！」
「はあ、何ですか？」
「結局名前教えてもらって無いなと思って。あ、俺は及川徹だよ☆」
「…山口環です」
「へー、環ちゃんかー！でさ、今度どっかお出かけしようよー！」
「嫌です」
「えーいいじゃーん」
「何回言ったら分かるんですか？あなたも面倒くさい人ですね」
「そこを何とかー「環」「あ、蛍」え？」
「僕の環に近づかないで貰えますか？及川さん」
「二人って恋人なの？」
「そうですが何か」

嘘付いて私を助けようとしてくれてるんだ
面倒臭い事には首を突っ込まなそうな蛍が珍しい

「環ちゃんほんと？」
「はい、そうです」
「え？マジで!?」
あ、田中さん
後で口封j…弁解しとこう
「はい、隠しててすみませんでした」
「何してんだよ及川！」
良かった、岩泉さん来てくれた

「で、マジなのお前ら？」
及川さんが岩泉さんを見て逃げ去った後、田中さんが聞いて来る。
「「いや、嘘です」」
「何なんだよ！」

「でも、そうなる予定ですよ」
……え？？？
「ちょっと蛍、からかわないで！」
「ごめーんなさーい」
「全然心こもってないでしょ」
顔が赤くなったのを必死に手で隠しながら蛍に反論する？
「だって事実だし？」
「……ばか」
どうせ赤くなってるのをからかってるだけでしょ
これ以上期待させないでよ


「非リアの俺に見せつけてんのか！コンニャロー！」
「「すみません」」


＿＿＿＿
帰りのバスでまた隣だった影山
「オイ」
「何？」
「結局あーんしてもらって無い」
忘れてた
「…どうしてもしなきゃダメ？」
「ああ」
何でなんだ！
「はい」
「ん、サンキュ環」
今まで環さん呼びだった影山に呼び捨てにされた。
…別に影山が好きってわけじゃ無いけどなんかやられっぱなしでむかつく
「どういたしまして、飛雄」


蛍が嫉妬していたのも、飛雄の顔が赤くなっていたのも私は知らない。

ーーー
こんにちは、あおです。
お久しぶりです、更新遅くなってすみません。
あおって方が思ったより多いのでペンネーム変えます！
”マーマレーど”
に変更します！
何度もうるさいかもしれませんが評価・お気に入り・コメント、
よろしくお願いします！

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