［105］ ページ13
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▽ 主side ▽
｢…でもおれ、そうゆう体育会系の上下関係嫌いだから｣
そう言うと、研磨さんはふいっと僕から目を逸らしてスマホの画面を見つめる。
だから翔陽も�犖λ甅瓩辰童討鵑任襪里�。
んー、正直先輩相手に敬語抜くのは気が引けるけど。相手が嫌がってる事し続けるのもなぁ…。
｢分かった。えと、じゃあ、研磨、でいい？｣
彼に近付いて顔を覗き込めば。
目を見開いて、僕の顔を再び見直した。
自分で言ったくせに、何で驚くんだか。
｢…うん。 2年の、孤爪研磨｣
｢僕は、1年の水宮 A｣
彼が少し表情筋を緩めた所で、僕は自己紹介した。
こっちだけ研磨の事知ってるのも変な話だし。
｢あっ、そうだ。研磨ってもしかして、ねこ｣
｢研磨！！｣
…と、僕がそう言いかけた所で。
翔陽でも研磨でもない、もう1人の誰かの声に遮られた。チッ、折角さっきの予想の答え合わせをしようと思ったのに。
声の方に目をやれば、凄いヘアスタイルをした男の人が立っている。
｢クロ｣
研磨はそう言うと、�爛�ロさん�瓩諒�に駆け寄って行って。クルリと、僕と翔陽の方を振り返ると。
｢またね。翔陽、A｣
そう言って、少し口角を上げて手を振られた。取り敢えずそんな彼に、手を振り返す。
�爐泙燭有瓠弔辰道�は、やっぱり。
｢�爐泙燭有瓠帖�｣
そう疑問気に呟いた翔陽の方を振り返ると、本当に何も分かってなさそうな顔で突っ立っていた。
｢近い内にまた会えるかもね｣
｢えっ？そうなのか？｣
｢カモねー。さ、戻るよ〜、皆待ってるから｣
僕はそう言って、彼の身体を元来た道の方に振り向かせて。背中を押した。
研磨とつい話して時間食っちゃったな…。
然し、やっぱり彼のあの瞳は、何となく苦手だ。
＊
その日の夜。
お風呂を昨日より早く済ませて、僕はいつもの様に彼の動画をスマホで見ていた。
壁に背を預けて、イヤホンを付けて動画を観ているとヒョイッと蛍が画面を覗き込んで来て。気になるのかな、と思ってイヤホンを外す。
｢気になる？｣
｢…まあ、何見てんのかなって。
あとあの人達に絡まれるのめんどいし｣
と言って、蛍が指差すは昨日に引き続きカードゲームをしている先輩達。どうやら今日はUNOをしていたらしい。
因みに僕は遅れてお風呂に入ってるので、ゲームは部屋に戻った時には始まっていた。
はいっ、と隣に座る蛍にイヤホンの片方を渡す。
｢稲荷崎高校の動画だよ｣
.
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ゆん(プロフ) - おもしろくてすぐに読み終わりました(о´∀`о)続きが気になります😃更新頑張って下さい(*´∇｀*) (2022年7月6日 12時) (
レス) id: d0dd043faf (このIDを非表示/違反報告)
naonao(プロフ) - 更新待ってます！！！ (2021年10月29日 14時) (レス) @page37 id: d20e044f3d (このIDを非表示/違反報告)
MiSo(プロフ) - 続き楽しみにしています！！更新停止中ですが、再開したら無理せずに頑張ってください！応援しています！ (2020年7月12日 0時) (レス) id: 78c105b37d (このIDを非表示/違反報告)
ミューナ(プロフ) - お気に入り登録が819になってる…！ (2020年5月4日 8時) (レス) id: d5974347c1 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜 - 面白いです(*^^*)合宿の話とかすっごい気になります！更新頑張ってください、("⌒∇⌒") (2020年4月28日 15時) (レス) id: d570b5d827 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒマリ | 作成日時：2020年4月27日 23時
