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▽ 主side ▽
影山｢じゃあもう緊張する理由は無いよなぁ？もうやっちまったもんなぁ？1番恐いこと。
…それじゃあ、とっとと通常運転に戻れバカヤローッ！！｣
｢うむ、仰る通り｣
月島｢だからどっちの味方なの｣
二人の会話を見届けて僕らは水分補給に入り、直ぐに2セット目の為位置に着く。さて、最終的に最悪の結果で終わってしまったがどうやって翔陽を立て直そうか。
と、考えていると田中さんが彼の方へ歩いて行くのが見えた。
田中｢おいコラ日向！｣
と、田中さんは叫んだのだけど。
見た感じ、怒っているようでは無さそうだ。
翔陽の話を聞く限りでは、彼はミスをして交代させられるのが嫌だったらしい。
田中｢ナメるなよ！お前が下手糞なことなんか分かりきってるだろうが！｣
｢おーっと…ド直球｣
影山｢ホントの事だろ｣
田中｢交代させられた時の事はなぁ、交代させられた時に考えろ！｣
うん、まあ間違ってないとは思うんだけどね。コートの外に出た方が、チームを見渡せるし。自分の動きに何が足りなかったのかを考えるのも、コート外の方がやりやすくはある。
田中｢良いかぁ！バレーボールっていうのはなぁ！
ネットの�爐海辰疎Ν瓩傍錣訌完�、もれなく�猝Ｊ��瓩覆鵑世茵�
下手糞上等！迷惑掛けろ！足を引っ張れ！
それを補ってやる為の�爛繊璽爿瓩任△蝓↓爛札鵐僖き瓩澄�｣
｢おぉ…｣
流石に今の言葉には、僕も少し感動させられた。これからの参考にしよう、と言いたい所だが。
多分ああいうのは、田中さんみたいな人が言うからこそ説得力があるんだろうなぁ。
翔陽の顔色も、戻ったみたいだし。
彼等の話が済んだところで、審判の方の笛が鳴った。
2セット目開始の合図。
サーブは僕からだ。
バンバンッと、何度か床にボールを叩き付けて。
自分の視線の目の前に、左手でボールを持って行く。
また、笛が鳴る。
ボールを投げて、思い切り飛ぶ。
トスは完璧だ。
バシンっと、ボールは僕の手の平ぴったしに当たって青城のコートへと一直線。
狙ったのは後衛の真ん中だったけれど、少し流れたか。でも。
松川さんの手に当たったボールは、バシンっと音を立ててコートの外へと飛び出していった。
影山｢ナイッサーA！｣
田中｢くっそー！流石だコノヤロー！｣
月島｢ナイッサー…｣
そう皆が喜ぶ中、僕のほうを食入るように見つめる視線が1つ。
｢次は翔陽の番だからね｣
僕がニコリとそう言えば、彼はコクりとだけ頷いた。
(続く)
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おののいもこす - 92の濡れてる方が＿って、京都銀行の相合い傘 濡れてる方が 惚れている ですよね！あの句いいですよね！ (2020年4月27日 10時) (
レス) id: b426f69678 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 面白すぎます！更新楽しみにしてます！更新頑張ってください！ (2020年4月25日 20時) (レス) id: 0a80c4d22b (このIDを非表示/違反報告)
あやの(プロフ) - 今後どうなるのかほんとに楽しみです！続き楽しみにしていますね！更新頑張って下さい。 (2020年4月9日 11時) (レス) id: a320407a1b (このIDを非表示/違反報告)
樹 - 続編来ました！この作品が大好きです。正直早く続きが読みたくてうずうずしています。主人公がこれからどう進化したり人間模様がどうなるのかも楽しみにしています。 (2020年4月9日 11時) (レス) id: 8e6b7bcff3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒマリ | 作成日時：2020年4月9日 11時
