［58］�狎塚嫋訐将� ページ12
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▽ 主side ▽
岩泉さんに連れられて僕は体育館倉庫までやって来た。倉庫には何人か青城の人が居て、奥の方に得点板が見える。
岩泉｢うし、じゃあそれ頼むぞ｣
｢はいっ｣
と、岩泉さんに返事をする。のだけれど。
｢あの、僕必要でした？｣
僕は岩泉さんの方を向いて、そう聞いた。
だって、正直練習試合の用意くらいなら青城の人数で事足りる。国見がサボったら微妙だけど。
岩泉さんは僕の問いに少し固まって、バレたかと言うようにニッと微笑んだ。
岩泉｢人数的には要らねーな。
でも、こうでもしねーとお前と喋れねーだろ｣
｢っ、岩泉さんって、天然タラシですか？｣
岩泉｢…はぁ？何だそれ｣
この先輩、本当に自分で分かってないのか。そんなことを無意識で言えるの、貴方だけですよ。岩泉さん。
岩泉｢んで？どうなんだよ、烏野は｣
岩泉さんには得点板の前を引いてもらって、僕は後ろから押して運ぶ。
｢楽しいですよ。飛雄以外にも強い1年が沢山居て、ワクワクしてます｣
岩泉｢ふーん、そうか。良かったな｣
と、彼は微笑む。
相変わらず安心する笑顔。
『コイツが岩泉達のお気に入り？』
そう急に声を掛けてきたのはピンク色の髪で短髪の青城の人。
お気に入り？なのか。
『へぇ、本当に可愛い顔してる』
こっちの人は下がり眉で黒髪のくせ毛だ。と言うか、岩泉さんの事をタメで呼んだってことは若しかして3年生か？
岩泉｢おぉ。水宮 Aな｣
｢よっ、よろしくお願いします｣
岩泉さんの言葉に合わせて、頭をぺこりと下げれば彼等もニコッと笑って自己紹介をしてくれた。
お二人共、岩泉さんに負けないくらいのイケメンさ。
花巻｢俺は3年の花巻貴大｣
松川｢同じく松川一静。宜しく〜｣
花巻さんに松川さん。どこかで聞いたことあるような。
｢あっ、若しかしてマッキーさんとまっつんさんですか？｣
僕はハッとしてそう質問した。
確か、及川さんがよくこの二人の名前を出して話していた気がする。多分、あだ名的にこの二人の事だろう。
僕の言葉に、二人は少しびっくりした後。
何故か少し、眉間に皺を寄せた。
花巻｢…あいつ｣
松川｢戻ったら1発腹パンだな｣
岩泉｢おー、そうしろ｣
何故か及川さんは腹パンされる事が決まってしまった。ごめんなさい、及川さん。僕余計な事言ったかも。
｢…ん？及川さん、どっか行ってるんですか？｣
(続く)
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おののいもこす - 92の濡れてる方が＿って、京都銀行の相合い傘 濡れてる方が 惚れている ですよね！あの句いいですよね！ (2020年4月27日 10時) (
レス) id: b426f69678 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 面白すぎます！更新楽しみにしてます！更新頑張ってください！ (2020年4月25日 20時) (レス) id: 0a80c4d22b (このIDを非表示/違反報告)
あやの(プロフ) - 今後どうなるのかほんとに楽しみです！続き楽しみにしていますね！更新頑張って下さい。 (2020年4月9日 11時) (レス) id: a320407a1b (このIDを非表示/違反報告)
樹 - 続編来ました！この作品が大好きです。正直早く続きが読みたくてうずうずしています。主人公がこれからどう進化したり人間模様がどうなるのかも楽しみにしています。 (2020年4月9日 11時) (レス) id: 8e6b7bcff3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒマリ | 作成日時：2020年4月9日 11時
