その人のことを ページ7
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(がらがら
「おい、席につけ〜、」
わお、先生ないすっ、
「まだ、チャイムなってへんよ〜、せんせ」
丸山、そんなことはどうでもいいんだよ
「いや、ちょっと至急話すことがあってな、」
いつもふざけてる先生が、
急に真面目になると不安になるんやけど〜、
なんて思いながら席につく、
隣は安定の錦戸くん、((
もう絶対、亮、て呼んであげないもんね、
.
「みんな、騒がず聞いてくれ、
うちの生徒が、暴力沙汰を起こした、」
案の定、ざわざわする教室、
そりゃするわな、
騒ぐなって言う方が無理だわ
「...騒ぐなって、
しかもだな、
あの"五対組"とやらかしたらしい」
うわ、五対組ってあれじゃん、
名前が"ごつい"て、やつだ、
まあ、名前だけじゃないけどさ。
(本体もすげえ"ごつい"からね)
「いま、五対組が
この問題を起こした学校の生徒を
...狙っている...らしい、」
おい
そこ大事なやつだよ
らしい、ってなんだよ、
「はい、だから気を付けるように！」
「「はーい、」」
気を付けるようにって、
会ったら無理だろ〜、
「Aちゃんは、俺が守るから、」
「う、ん、// ありがと、」
いきなりのいけめん困るよね。
やば、いますごく幸せな気がする、
「あの暴力沙汰、渋谷って噂だよ、」
この廊下の声聞くまでは。
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作者名：はち子 | 作者ホームページ：http://yamadaluv
作成日時：2014年8月4日 13時
