俺スカ 〜もうやめて〜

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ー正義ー


外でイツメンと屋上を見ている。


理由はアイツが屋上にいるから。




生徒も先生も集まった。



田中「おい！お前何してるんだ？」





ー回想ー


正義「俺ら今かけやってんだよ」


『誰が原田やめさせられるかってなw』


正義「エントリーしない？」


優馬「勝ったら、なんなの、？」




正義「勝ったら、そうね…

お前の言うことをなんでも聞いてやるよ」


優馬「別にない…」






A「優くん…」


秀一「なに、どうしたの」


A「なんでも、ない…です。」


秀一「心配なんでちゅかー？w」


『あははっw』


『月星コイツを心配してんのかよーw』



秀一「まぁ、ただの遊びだからさ」


優馬「いいよ、別に。」


正義「即答？やる気じゃーん」


優馬「全部、どうでもいいし。」


正義「じゃあ、やめさせ方は自分で考えろよ」







ー回想終ー





優馬「原田先生を辞めさせろ！！」



『アナタ！落ち着いて、何があったの？』



優馬「原田先生に、

マスクを取られそうになった！！」



『マスクのことくらいであんな？w』

『いつもマスクしてて何考えてるかわかんない』

『そういう奴だったの？w』



正義「なぁ、明智、

ちょっとやりすぎじゃないか？」


秀一「大丈夫だって、全部自己責任だし」


正義「でも、失敗して俺らチクられたら…」


秀一「なんでよ、やばくないでしょ」





田中「マスク…ほら、原田先生」



皆振り返るが、当の本人はいなかった。



『あっ！！あそこ！！！』



原田「学校が私を辞めさせなかったらどうする」



優馬「…僕は、」



原田「アンタはココから飛び降りるの？」



優馬「そうだ。」



原田「ホントにあんた、

死んでも私を辞めさせたいわけ？」



優馬「…あぁ」



原田「じゃあ、あんたが死んで、

私がクビになったらあんたはそれで嬉しいの？」



会話は俺たちには聴こえない。




原田「だったら死になさいよ」


田中「先生！何言ってるんですか！」


原田「死んでるの。あんたは死んでるの。」


優馬「黙れ！あんたあんたうるさいんだよ！」


原田「あんた、びびってんじゃないの？

顔ひきつってんじゃないの？

マスク取って顔見せなさいよ！！」



優馬「嫌だ…っ」


原田「なんで」


優馬「僕は、損をするから！」


原田「顔で損得はないよ」


優馬「は、」

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