やまちね専用診療所 part3

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涼介side











何とかその場を凌ぐ嘘をついて、伊野ちゃんと裕翔に手伝ってもらいながら支度をすませた。





今日は雑誌の撮影で、メンバー全員と一緒。





伊野ちゃんか裕翔が伝えたのかみんなに腰痛で伝わってるみたい………………





なんか申し訳ないな、、でも歩く時に支えてくれてるのは正直ありがたい。





みんな気を使ってくれて、荷物を持ってくれたり、とってくれたり…………





すごくありがたいけど、嘘をついたことに変わりはないから罪悪感がすごい





申し訳ない……ホントのこと言わないといけないのはわかってるけど、、


















宏太 ｢山田、仕事行ける？もう少し待ってもらおうか？｣



涼介 ｢あ、いや、大丈夫…できるよ、、｣



宏太 ｢そう？じゃあ行こうか。支えるから立てる？｣



涼介 ｢ん、ごめん。ありがとう……｣



侑李 ｢涼介、僕も手伝うよ！｣



宏太 ｢あ、知念も手伝ってくれるって、良かったね(撫)｣

















知念まで…………





申し訳ない、、腰が痛いからって立つのも歩くのも支えてくれて、雑誌の撮影中も密着してるのをいいことに後ろから支えてくれて、





立つ時も歩く時も立ってる時もクラクラして視界がおかしくて……でもみんなが支えてくれているから何とか立てている状態





これでもし支えてくれてなかったらもう倒れてるのかもな





知念も暇さえあれば腰さすってくれて、声掛けてくれて





撮影も終盤に入る頃ずっと立ちっぱなしだったから支えてもらってても全体重を預けないと立っていられなくなってきた





視界もグルグルが激しくなってきて、気持ち悪い……





やっとのことで撮影が終わって楽屋に戻る。





もう意識が朦朧としてきて、みんなの声が途切れ途切れに聞こえる





楽屋のソファーに横にならせてくれて少しだけ回復





でも相変わらずグルグルは治らなくて気持ち悪くなる一方





みんなに気付かれないように固く目をつぶってその気持ち悪さにひたすら耐える






早く治ってくれと願いながら、、

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