やまちね専用診療所

＊ ページ45

大貴side






知念を捜索すること数十分。



光くんから連絡があって急いでひかる君の元へ向かった。



そのまま病院に行って、今に至る。



点滴を拒否する知念に困り顔をする光くん。



だけどさすがに今回は………っていう考えは一致して光くんが知念の気を逸らしてくれている間に点滴の準備をして、光くんに渡す。

















大貴 ｢よし、知念。
ちょっと頑張ろうな(撫)｣


侑李 ｢んーんっ…やだぁ……(泣)｣


大貴 ｢だーめ。点滴するって約束だろ？｣


光 ｢こらこら、体起こさないの(笑)
腕借りるよ〜｣


侑李 ｢んー…まって……ｸﾞｽﾞｯ……………(泣)｣


大貴 ｢大丈夫、大丈夫(撫)｣


光 ｢ちょっと頑張るよ〜｣


















光くんが知念に近寄るとベットから体を起こそうとする知念。



光くんが何とか宥めてくれたからまた体を起こさないように肩を撫でながらもさりげなく抑える。



光くんに腕を取られるとさらに涙を流して"やめて"と目で訴えてくる知念。



光くんは気にもせず消毒をして、見るからに痛そうな鋭い針をゆっくり刺した。



















侑李 ｢……っ…んっー！いたぁい！(泣)｣


大貴 ｢うん、痛ないなぁ(撫)｣


侑李 ｢うわぁぁぁん………(泣)｣


光 ｢はい、おしまい。
ごめんごめん、痛かったな(撫)｣















そう言いながら点滴に気をつけて知念を抱っこする光くん。



すると知念もすぐに泣き止んで、光くんの腕の中で夢の世界へ。



解熱剤も入ってるから早く治るといいなぁ

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