No,13 ページ13
「・・ってね・・のい・・の？ま・・だけ・ね」
「へ？なんて？」
「……Aって人の話聞いてないこと多いよね」
横からいきなり話しかけられたけど
その言葉をうまく聞き取れなくて聞き返したらジト目で見つめながらいってきた侑李。
別に人の話聞いてないわけじゃないんだけどな
「あぁー分かる！たまに聞こえてるのか
聞こえてないのか知らないけど俺のこと無視するもん！！」
侑李の言葉に賛同し便乗してくる大ちゃん。。。
「聞こえてないだけだよ！」
「いや、相手大ちゃんだし聞いてないんでしょ？」
「有岡くんの声は聞くのも面倒なんでしょ？」
「大ちゃんの声のみ聞こえなーいって？」
「もしくは聞こえてても無視？」
笑いながらもの凄くいじってくる
伊野尾、�睫據∋嚇帖¬�のドS野郎たちに睨みを利かせつつ
「そんなわけないでしょ、大ちゃんも真に受けて涙目にならないで！
私が悪いみたいじゃん私は無視してるわけじゃないですから！！」
そんなやりとりを見て圭人は苦笑いを浮かべるけれど何も言わない。
おい、見てないでなんかフォローしろよッ！
「でも実際、A耳悪いよな〜話しかけても聞こえてないこと多いし」
そんな光くんの言葉に苦笑いするしかない
「そだね〜でももう慣れたし不快にとか全然感じないけどね〜」
ニッコリと笑って紳士的にそう言った裕翔くんにみんな賛同する
「すみません、ホントありがとうございます」
そんな皆んなにペコリと頭を下げてお礼を言えば皆んなは照れ臭そうに笑った
「まぁでも本当に聞こえてないのかはわかんないけどね〜？無視してるだけかもよー？？」
それでもそれはほんの少しの間の出来事で、
次の瞬間くらいにはもう私をいじる意地悪な言葉が……
「違うってばー！！」
ふざけていても暖かい。
ここはそんなグループなのです。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 948人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
玲香(プロフ) - 果梨さん» ご丁寧にありがとうございます。紅一点ちゃんの1はまだもう少し続くので公開されるのを待っていてください。また、2の方も順番に公開していく予定なので気長に待っていただけると幸いです。 (2020年8月31日 21時) (
レス) id: c097302469 (このIDを非表示/違反報告)
果梨 - 初めて拝見させていただきました。紅一点ちゃんの秘密の続きを見たいのでパスワードを教えてください。お願いします。 (2020年8月31日 14時) (レス) id: 00f640502d (このIDを非表示/違反報告)
uika 0924 - 山田君がいいです！ (2018年2月10日 10時) (レス) id: 2d90e81cc7 (このIDを非表示/違反報告)
大ちゃん - 山ちゃん (2017年12月30日 15時) (レス) id: 3ad28004fa (このIDを非表示/違反報告)
ありるん みはるん - とても面白いです！ ただ誰がしゃべっているのかわからないです。 (2017年12月30日 11時) (レス) id: 33bf8398df (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：玲香
| 作成日時：2017年3月21日 17時
