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、、、そっか、
彩ちゃんのとこじゃなかったんだね、
安心した、、
「見つけられちゃった、」
紫「みつけた、よ、」
いつもの優しい笑顔に
無条件に流れる涙を必死に堪えた
紫「ところでさー
これ何だと思ったの?」
「、え、冷やし中華、笑」
紫「うそーーー!
これ、そば!」
「え、そばって、
こんなに上にのってる?」
紫「いやこれ、刻み海苔だからー!」
「うそでしょー!」
その場に響いた笑い声が
波まで震わせるような気がした
「え、じゃあこれは?、笑」
紫「にっこり、笑」
「にこにこでしょ、笑」
紫「俺はそういうのこだわるからー!」
そう言いながら、
私が描いたニコニコマークに
ほっぺをつける紫耀くん、
「なにやってるの、?」
紫「笑ったときのA、
ほっぺ赤いの似てるでしょ?」
「紫耀くん、、
見ないでよ、」
紫「ほらー、顔真っ赤、」
と言いながら、
私の頰をつつんでくる、
やめてよ、
もっと顔赤くなっちゃう、
紫「ほら、耳まで、」
耳まで触れようとする手を
私はしっかりつかむ、
紫「、、笑顔が一番似合うよ、Aには」
「じゃあ、ずっと笑っとこー」
紫「ずっと、笑ってね、
その理由つくる担当は俺で、」
「紫耀くん、」
紫「照れ過ぎ、、
なんか俺も恥ずかしくなってきちゃった!」
とか言いながら、
さり気なく繋がれた手は
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作者名:嶺花 | 作成日時:2020年7月23日 11時