32〈D side〉 ページ32
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いつもの居酒屋入って、注文した料理をつまみに酒を飲む。
お互い出張が続いてたのもあって、いのちゃんと飲みに来たの結構ひさびさかも。
それなりに酒も入り、いい感じになってきた所でいのちゃんが口を開いた。
伊「彼女にプレゼント？」
大「なにが。」
伊「とぼけんなよ、さっきのだよ。すんごい悩んでたじゃん。」
やっぱ聞かれたか。
会計の後に戻った時、今みたいにニヤニヤしてたもんなぁ。
伊「記念日だったっけ？」
大「彼女に、じゃないんだよね。」
伊「じゃあお母さん？」
大「母ちゃんじゃねえよ。」
伊「え、じゃあ誰よ。」
大「んー、友達？」
伊「疑問形かよ。大ちゃん、女友達にプレゼントとかあげるんだ。」
大「いいだろ、別に。」
彼女がいる時に、別の女の子にプレゼント渡すなんて今までした事なかったんだけど。
今回は特別？なのかな。
大「誕生日だったの、この前。」
伊「ふーん。ま、彼女ちゃんにバレないようにね。」
大「別にやましい事してる訳じゃないし。」
伊「でもほら、女ってそういうの嫌がりそうじゃん。分かんねえけど。」
いのちゃんの言う通り、あいつが知ったら確かに嫌がりそうだな。
でも別に、知られた所で俺たちは友達だし。
何もないからな。
伊「で？」
大「ん？」
伊「どこの子なのよ。」
大「いのちゃんには絶対教えない。」
伊「あ、そういう事言うんだー。
可愛い？」
大「…………………可愛い。」
伊「絶対会ってやる！」
大「会わせねえよ。」
伊「なんでだよ、ケチ。」
その後もいのちゃんは何とか聞き出そうと話を振ってくるけど、その話題はスルー。
伊「彼女と上手くいってないわけ？」
大「や、別に。普通だよ。」
伊「普通ねぇ。」
納得のいってなさそうな表情だな。
普通だよ、うん。
喧嘩とかしてる訳じゃないし、連絡だって毎日取ってるし。
伊「けど大ちゃん。彼女の話しなくなったよね。」
大「そう？気のせいだと思うけど。」
伊「前はもうちょっと惚気話とか聞かされてたもん。」
俺、そんなに話しなくなったのかな。
無意識だからわかんねえや。
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0113skow(プロフ) - 初めまして、ここさんの作品すべて読ませて頂いたのですが、どの作品も本当に素敵です！胸キュンしっぱなしでした！今後もここさんの作品を楽しみに待っておりますね！ (2019年6月8日 12時) (
レス) id: 490f0bac55 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - みんごさん» なんて嬉しい言葉！！遅くて本当ごめんなさい(>_<)頑張りますので、パート2もよろしくお願いします♪ (2019年2月2日 20時) (レス) id: 4a8aa9e558 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - あすかさん» はじめまして！きゅんきゅんして頂けてるのは、私にとって最高の褒め言葉です！更新遅めで申し訳ないですが、引き続き楽しんで下さい♪ (2019年2月2日 20時) (レス) id: 4a8aa9e558 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 愛貴さん» わーい！にやにや嬉しいです♪移行後もにやにやしてもらえますように！！ (2019年2月2日 20時) (レス) id: 4a8aa9e558 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - kitchomgunnyariさん» 続きを楽しみして下さって嬉しいです！この先は少しもどかしくなるかもしれませんが。楽しんで頂けたら♪ (2019年2月2日 20時) (レス) id: 4a8aa9e558 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2018年11月14日 18時
