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高「Aもう無くなるけど、次どうする？」
「どうしよっかな、」
一杯目のお酒が無くなりそうになると雄也くんが向こう側からタッチパネルを渡してくれた。
操作しながら次は何を飲もうかと考えていると大ちゃんも横から覗き込んで来る。
そういえば、と頭に過った事を聞いてみた。
「ねえ、大ちゃん。」
大「んー？」
「今日は飲んでもいいの？」
大「俺いるし、いいよ。」
そっか。
大ちゃんがいるからいいんだ。
じゃあ飲んじゃおうと再び操作をすると。
伊「ちょっと待って。何その会話。」
「え？」
高「なに。有岡くんがいないとA飲んじゃだめなの？」
「あ、」
秘密にしてるわけでも、大ちゃんがいないとってわけでもないんだけど。
雄也くんといのちゃんはこの事知らないかも。
大「コイツめちゃくちゃ酔っ払ったじゃん。他であんな状態になったら危ねえからさ。」
高「へぇ。それでちゃんと守ってんだ？」
大「守ってねえけどな。この前だって、」
「一杯しか飲んでないもん。ウーロン茶にしたじゃん！」
大「はいはい。」
伊「なんかさぁ、まるで大ちゃんとAもう、」
大「いのちゃん！」
いのちゃんがその先何を言おうとしたのか、さすがの私でも分かって顔が熱くなった。
横目で見た大ちゃんの耳も真っ赤に染まってて。
ねぇ、期待してもいいの？
大「別に。俺だけじゃなくて、高木もいのちゃんもいるし。楓とだっていいし。」
高「心配してんだよね？」
大「うっせ。」
伊「大ちゃんのお許し出たからとりあえず飲も！」
一瞬変な空気になっちゃったけど、すぐに元に戻った。
いつもは5人だから1人いないのが寂しい。
雄也くんが撮ってくれた写真を楓に送ると、スタンプと共に返信が返ってきた。
「見て。楓がずるいって。」
大「あいつも今日バイトでしょ？」
「次はちゃんと入れてって言ってる。」
伊「こりゃ次会ったら文句言われんな。」
たくさん笑って楽しい時間を過ごした。
机の下でたまに触れる大ちゃんの手にドキドキしながら。
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びあ(プロフ) - 大ちゃんのお話で1番好きです。ほんとにキュンキュンして胸が苦しくなってほっこりして、とても素敵なお話でした。お疲れ様でした。 (2020年8月27日 21時) (
レス) id: d37a0a2ac7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ(プロフ) - 更新、そして完結おめでとうございます！とてもいい話でした。次の作品も自分のペースで頑張ってください！次の作品も必ず読みます。お疲れ様でした。 (2020年5月9日 23時) (レス) id: 4ae9612484 (このIDを非表示/違反報告)
yuyuna(プロフ) - 完結おめでとうございます！ここさんのお話大好きなので、次回作楽しみにしてます！ (2020年5月9日 22時) (レス) id: 32bafa01fb (このIDを非表示/違反報告)
＊ 白 雪(プロフ) - 完結おめでとうございます！！言葉で表せないくらい最高でした（ ; ; ）キュンキュンが止まりませんでした… (2020年5月9日 20時) (レス) id: 63aa7c8cbf (このIDを非表示/違反報告)
もな(プロフ) - 最高のお話ありがとうございました！更新楽しみにしていたのですが、終わってしまうとなると少し寂しいです...。また次回作も楽しみにしています！これからもここさんのペースで頑張ってください！ (2020年5月9日 18時) (レス) id: 2da783b6ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年3月12日 20時
