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「いらっしゃいま、せ…、え！？」
大「よっ。」
ある日のバイト中。
レジで対応している時に入ってきた男性3人。
どの顔も良く知った顔。
「来るなら言ってよ！なんで突然、」
伊「大ちゃんがどうしても行きたいってうるさいのよ。」
大「おい、余計な事言うなよ。」
一歩後ろで笑う雄也くんも一緒。
来てくれたのはもちろん嬉しいし、いのちゃんの言う通り大ちゃんが行きたいって言ってくれてたなら尚更。
でも、先に言ってくれれば休憩の時にメイクだって直せたのに。
「えっと…、店内ご利用ですか？」
伊「ご利用でーす！」
「笑わせないでっ。ご注文お伺いします。」
大「どうしよっかな。Aのおすすめは？」
視線はメニュー表から私の方へ。
前髪の間から覗く少し上目遣いの瞳にきゅんとする。
「私はっ、キャラメルラテかな。」
大「じゃあそれにする。」
伊「俺アイスコーヒーでいいや。」
高「俺も。有岡くんご馳走様でーす！」
大「はー？まじかよー…。」
2人に奢る流れになり、素直にお会計してる大ちゃんが何だか可愛い。
少しだけ割引してあげなきゃね。
大「ね、せっかくだからAが作ってよ。」
「わかった。美味しいの作るね！」
ドリンクとレジを交代して貰い、大ちゃんにキャラメルラテを作る。
いつもより丁寧に作ってしまうのは、好きな人のために作る特別な一杯だから。
カウンターの向こうから感じる3つの視線にちょっぴり緊張しちゃう。
「見すぎだよ、もう。」
伊「な？大ちゃん見すぎだよな？」
大「いのちゃんだって見てたじゃんよ！いい手つきだなぁとか言いながらさ。」
高「はいはい。Aバイト中なんだから行くよ。」
さすが雄也くん。
それぞれドリンクを手に席に戻っていった。
美味しいと思ってくれるといいな。
話し声は聞こえないけど、レジから比較的近い場所に座っている彼らの笑い声が時折聞こえてきて。
大ちゃんの笑う声が聞こえただけで心はぽかぽか。
時折目が合うたびに心臓が飛び跳ねる。
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びあ(プロフ) - 大ちゃんのお話で1番好きです。ほんとにキュンキュンして胸が苦しくなってほっこりして、とても素敵なお話でした。お疲れ様でした。 (2020年8月27日 21時) (
レス) id: d37a0a2ac7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ(プロフ) - 更新、そして完結おめでとうございます！とてもいい話でした。次の作品も自分のペースで頑張ってください！次の作品も必ず読みます。お疲れ様でした。 (2020年5月9日 23時) (レス) id: 4ae9612484 (このIDを非表示/違反報告)
yuyuna(プロフ) - 完結おめでとうございます！ここさんのお話大好きなので、次回作楽しみにしてます！ (2020年5月9日 22時) (レス) id: 32bafa01fb (このIDを非表示/違反報告)
＊ 白 雪(プロフ) - 完結おめでとうございます！！言葉で表せないくらい最高でした（ ; ; ）キュンキュンが止まりませんでした… (2020年5月9日 20時) (レス) id: 63aa7c8cbf (このIDを非表示/違反報告)
もな(プロフ) - 最高のお話ありがとうございました！更新楽しみにしていたのですが、終わってしまうとなると少し寂しいです...。また次回作も楽しみにしています！これからもここさんのペースで頑張ってください！ (2020年5月9日 18時) (レス) id: 2da783b6ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年3月12日 20時
