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伊「え！じゃあ何！2人ともフリーって事！？」
楓「そうだって言ってるでしょ。うるさいな。」
伊「やったじゃん。ね？大ちゃん！」
大「何で俺に振るんだよ！」
居酒屋に入って早1時間。
お酒も進み、みんないい感じに酔ってきた。
楓「あんた達こそ、モテるくせに彼女いないじゃん。」
「彼女がいないだけで、女の子はいるでしょ？」
高「あー。何、その言い方。間違いではないけどさ。」
楓「いっつも女引き連れてるもんね。」
大「俺らだって誰でもいいってわけじゃねーよ？」
「そうなの？」
大「そりゃ、可愛いに越した事はないでしょ。後はまあ、スタイルとかもね？」
伊「やだー。大ちゃん変態ー！」
大「はあ！？いのちゃんが1番スタイル重視だろうが！」
まあ、この3人なら文句なしの女の子がいっぱい寄ってきて選びたい放題なんだろうなぁ。
そんな話をしていると大ちゃんのスマホが震える。
ごめん、と席を立った。
「お手洗い行ってくるね。」
伊「ついでに大ちゃん連れて帰ってきてー。」
「電話してたら無理でしょ！」
少し飲みすぎたかな。
鏡に映る自分の顔がいつもより赤い。
お手洗いを出て席に戻る途中、話し声が聞こえてきた。
大ちゃんがまだ電話してるみたい。
大『あー、うん。そうなんだ。…………あ！』
「？」
大『いや、こっちの話。』
パチっと目が合うと、口パクで何かを伝えられる。
何て言ってるのか分からなくて一歩近づくともう一度口が動く。
“待、っ、て、て”
待つの？ここで？
まだ電話してる大ちゃんに何も言えないまま、スマホを弄りながらじっと待つ。
電話の向こうから微かに聞こえてくる女の子の声が何となく気になって、チラチラ様子を伺うと何度目かで目が合った。
眉毛をクイッと上げてどうした？って。
だから、何でもないって首を振る。
大『もう切るよ？友達と飲んでるから何時になるかわかんねえし。また今度な。』
ようやく終わった電話に、ハァと一度ため息をついた。
面倒臭いなら早く切ればいいのに。
そうはいかないんだろうね。
大「ごめんごめん。戻ろっか。」
「……………うん。」
すぐにいつもの大ちゃんに戻った。
電話を切った時に一瞬見せたダルそうな表情に、ドキッとした。
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ここ(プロフ) - いくさん» いい所を持ってくんですよねえ、大ちゃんは。移行完了したので続きもぜひっ☆お待ちしてます！ (2020年3月12日 20時) (
レス) id: 4a8aa9e558 (このIDを非表示/違反報告)
いく(プロフ) - ステキなタイミングで大ちゃん出てきた！！続きが楽しみです。 (2020年3月10日 19時) (レス) id: bf142477e0 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - きっちょむさん» わーい！きっちょむさんがキュンキュンしてくれてるー！またモヤモヤもありますが、きゅんきゅんも待ってるので♪ (2020年2月16日 18時) (レス) id: 4a8aa9e558 (このIDを非表示/違反報告)
きっちょむ(プロフ) - ここさーん！キュンキュンが止まらないですよー！！更新が楽しみです♪ (2020年2月16日 17時) (レス) id: 1ef3c32ee2 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - Suzunecoさん» 嬉しいですー！ありがとうございます♪気持ちが行ったり来たりで忙しいですよね(^_^*)また見に来てください♪ (2020年2月15日 16時) (レス) id: 4a8aa9e558 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年1月18日 17時
