17〈D〉 ページ17
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追加の買い出しに行くじゃんけんで負けた高木とA。
この前のメシの時から、2人の姿にちょっとだけモヤモヤしてた。
伊「付き合っちゃえばいいのにねー。」
楓「ないない。2人共ただの友達としか思ってないから。」
そうなのか？
高木は結構気に入ってると思う。
友達としてなのか、女としてなのかはわかんないけど。
高「あっぶねー！階段降りた所で気付いた。」
2人が出てったすぐ後、急いで戻ってきた高木。
どうやらスマホを忘れたらしい。
スマホをポケットに入れて、再び玄関の方へ向かう高木を見て体が動いた。
大「高木！」
高「ん？何か買ってきて欲しいもんある？」
大「いや。やっぱ俺が行くわ。買いたい物あるんだった。」
高「ふーん。A、階段の下にいるから。」
スニーカーを履いて、階段を降りた先にはスマホを弄ってるAの姿。
足音に気付いて上げた顔にはびっくりした表情。
「え？」
大「俺が行く事になった。」
その反応は嫌って感じじゃねえよな。
にこっと笑って隣を歩き始めた。
元々、Aの事は普通に可愛いなって思ってた。
仲良くなるにつれて、中身を知るたびに良い子だなって。
俺らの周りにいるチャラチャラした子とは何かが違う。
大切な友達だし、傷付けたくねえなって思うんだよな。
大「うわ。いのちゃんから電話だ。」
「遅いぞーって？」
大「わかんねえけど、面倒くさそうだから出ない。笑」
「そっちの方が帰った時面倒くさいでしょ！笑」
ここ最近、空き時間を一緒に過ごすようになって前より仲良くなった気がする。
でもなぁ。
やっぱ高木には負けんだよな。
大「俺より仲良いよなって思って、ちょっと嫉妬した。」
家に着く前に話してた流れでポロッと出た本音。
別に恋愛感情があるとかじゃないんだけど。
なーんか、嫉妬する。
「ずるいなぁ、大ちゃん。」
大「なんでよ。」
「そういうの。だからモテるんだろうなぁ。」
大「なにがだよ。笑」
「あ、モテるのは否定しないんだ！」
大「それなりにモテますんで。」
「うわー。やだやだ！笑」
この子と一緒にいると何か楽しいんだ。
そりゃ抱けるか抱かないかで言われたら、全然抱けるけど。
顔も可愛いし、スタイルだって悪くないし、どっちかって言うと好みの女の子だし。
でも、そういうの抜きで楽しめるって俺にとっては新鮮で大事にしたい。
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ここ(プロフ) - いくさん» いい所を持ってくんですよねえ、大ちゃんは。移行完了したので続きもぜひっ☆お待ちしてます！ (2020年3月12日 20時) (
レス) id: 4a8aa9e558 (このIDを非表示/違反報告)
いく(プロフ) - ステキなタイミングで大ちゃん出てきた！！続きが楽しみです。 (2020年3月10日 19時) (レス) id: bf142477e0 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - きっちょむさん» わーい！きっちょむさんがキュンキュンしてくれてるー！またモヤモヤもありますが、きゅんきゅんも待ってるので♪ (2020年2月16日 18時) (レス) id: 4a8aa9e558 (このIDを非表示/違反報告)
きっちょむ(プロフ) - ここさーん！キュンキュンが止まらないですよー！！更新が楽しみです♪ (2020年2月16日 17時) (レス) id: 1ef3c32ee2 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - Suzunecoさん» 嬉しいですー！ありがとうございます♪気持ちが行ったり来たりで忙しいですよね(^_^*)また見に来てください♪ (2020年2月15日 16時) (レス) id: 4a8aa9e558 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年1月18日 17時
