藍沢先生が体調不良(リクエストＯＫ)

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名取side





オペが終わると重心を失ったように藍沢先生が倒れた。
近くにいた俺は藍沢先生を支えたけど
目眩を起こし、かなり目眩が激しいようで目の焦点が定まっていない。





名取「ハァー………」





あんなに熱が高いのに無理するから……





俺は藍沢先生の術衣を脱がして手を洗っていると横峯が入ってきて藤川先生に藍沢先生が倒れたので仮眠室にいますと伝えるように頼み仮眠室に向かった。





【仮眠室】



きっとそうとう体はキツかったのに
無理矢理、体を動かしたのだろう……





術前より体調が悪化しているのは汗だくで呼吸が乱れていることから一目でわかる。






1時間後……





ガチャ






ドアが開き藤川先生、横峯、雪村さんが入ってきた。





藤川「名取、藍沢どうだ？」





名取「さっき熱計ったら41度ありました」





藤川「そうか……」





名取「熱高いですし当直終わったら俺の家に連れて帰って看ますよ？」





藤川「いいのか？」





名取「はい。俺、明日休みですから」




藤川「じゃあ俺、家まで送るわ」





名取「ありがとうございます」





藍沢「…ん……んん」





藤川「藍沢！藍沢？」





藍沢「…っ…藤川？…俺……」





名取「覚えてないんですか？藍沢先生オペが終わって倒れたんですよ？」





藍沢「……あんまり覚えてない……」





藤川「お前当直が終わるまでここで寝てろよ？日勤と交代の時間になったら俺の車で送るから着替え持って名取の家に行くってことになったから」





藍沢「いい、熱くらい寝てれば治る」





藤川「そんなこと言ったってお前絶対休まないだろ？」





藍沢「だからって……後輩である…フェローに迷惑はかけられない………」





名取「別に迷惑だなんて思わないですからそんなに気を使わないで下さい」





横峯「名取先生もそう言ってますし」





藤川「また後から来るからくれぐれも無理はするなよ！」





そう言って俺たちは部屋を出た。

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