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自分一人では起き上ることも横になることも難しい。


体にうまく力が入らなくて西条先生に支えてもらいながらベッドに横になった。



西条「吐き気止めの点滴、もうすぐ終わるな…。まだ気持ち悪いか?」



「はい」そう言いたいのにたったそれだけ話すのも億劫でコクリと頷いた。



西条「そうか。吐き気止め追加するな」


そう言って吐き気止めを追加してもらったものの目に見える効果はない。


少し落ち着いたような気がするものの吐いて、寝て、吐いて、寝ての繰り返し。


辛い、痛い、気持ち悪い。


浮かんでくる言葉はこんなマイナスなものばかり。



気づいたら体は汗びっちょり。



西条「汗かいてるな…大丈夫か?」


「大丈夫か?」そう聞かれたから反射的に「大丈夫です」そう答えようとしたのに…


--------

西条side


吐いて、寝て、吐いて、寝ての繰り返しの藍沢。



何か聞いても素っ気ない返事しか返ってこなくて腹痛に耐えているのかベッドの上で少し丸くなりながら力なく横たわっている。



服は汗でぬれていて気持ち悪いだろうな…と思いをかけた。


西条「汗かいてるな…大丈夫か?」


藍沢「…大丈夫でs…」



「大丈夫です」そう言おうとしたようだがその言葉は最後まで言い切ることなく藍沢はベッドの上で吐いてしまった。



まだ吐き気が続いているようで急いで藍沢をベッドから起こして背中を擦った。



藍沢が落ち着いたのを確認し新海に連絡して藍沢を一度別のベッドに移し藍沢の様子を見ていてもらった。




ベッドのシーツをナースが敷き替えてくれている間、新海と二人で藍沢を着替えさせて汗ばんでいた体も拭いて新しい服を着せた。


藍沢「すみません……」


着替えたりしている間、藍沢はずっと申し訳なさそうにしていて俺たちにずっと謝っていた。


別に気にすることないのに……



「気にするな」何度もその言葉をかけたけど藍沢は納得がいってないようだったがベッドの準備が終わり新しくシーツが敷き直されたベッドに移動した。




数時間後


日勤の勤務時間が終了して脳外の医師やナースもちらほらと帰宅を始めだした。



藍沢「帰らないんですか?」


そう聞いいてくる藍沢の目にはいつもの覇気がない。


西条「この状態の藍沢を一人にはできないからな」


藍沢「でも…」


西条「いいんだ。お前は余計なこと気にするな。熱が上がるぞ」


藍沢「………」


西条「俺が好きで残ってるんだ。藍沢は気にせずゆっくり休め。治すことだけを考えてろ」

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作者名:明日香 | 作者ホームページ:リクエスト募集中!  
作成日時:2019年5月24日 13時

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