藍沢先生が体調不良6(リクエストOK)

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新海「は…？」

藍沢がこれなんですか？と聞いてきたのはぺアン。


そんなに珍しい器具じゃないし…なんで敬語？


新海「これぺアンだけど……藍沢お前どうした？」


明らかに様子のおかしい藍沢。


藍沢「これどうしたら……」

いつも散々オペをやってるのにいきなり戸惑りだした。



新海「藍沢お前本当にどうしたんだ？」


藍沢「………」




新海「藍沢をオペ室から出して西条先生を呼んできてくれ」


ナース「わかりました」


本来藍沢と俺で行う手術だったが今の藍沢の様子を考えればやむを得ない。




よく状況のつかめていない藍沢を手術室から出して少しの間西条先生が来るまでオペを繋いだ。









オペ後＿＿＿＿＿＿


西条「藍沢は…？」


新海「何か様子がおかしかったのでオペから外して仮眠室で寝かせました」


西条「そうか……」


新海「なにがあったんでしょうか…？」


西条「今はなんとも言えないが……この事は一応救命にも伝えておこう」


新海「そうですね」


そんな会話をしているとあっという間にオペは終了した。



新海「藍沢の様子をみてから救命に藍沢のことを伝えておきます」


西条「藍沢が精神的なことを抱えているならなるべく深くは探らない方がいいだろう」


新海「わかりました」





新海「藍沢？」


仮眠室に入ると藍沢は横にはならずベッドに座ってきょろきょろとあたりを見回していた。


藍沢「ここは……？」


新海「仮眠室だ。わからないか？」


藍沢「僕はここでなにをしてたんでしょう……？」



僕………？


一人称が「僕」になっていることに引っ掛かったが西条先生のアドバイス通りあまり深くは触れないようにあえて指摘はせず会話を続けた。


新海「お前は医者だ」


藍沢「？」


新海「脳外と救命を掛け持ってて常に最前線で活躍してた」


藍沢「僕がですか？」


新海「あぁ」


藍沢「僕は○○会社の山川ですけど」


新海「山川……？」


藍沢「はい」



山川って誰だ……？


気になって聞きたいことはたくさんあるけど混乱させると悪いため今は深くは探らない方がいいだろう。



新海「そうか」


藍沢「新海先生は脳外科のお医者さんですか？」


新海「あぁ」


藍沢「すごいですね」



お前も医者なんだけどな………


と思いつつもそれなりの反応を返して俺は山川こと藍沢に横になって休んでるように伝え仮眠室を後に救命へ向かった。


＊＊＊


中々更新できなくてごめんなさい！

実は合宿に行っていまして……


これからも投稿を続けていきますのでよろしくお願いします。

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