2 ページ2
名取が資料を書いているのを見て自分の席に戻ろうとしたがそんな体力は余っていない。
ソファーの上で力を抜いているとだんだん瞼が重たくなってきてそこで俺の意識は途絶えた。
___________
雪村side
今日は藍沢先生と名取先生と一緒に当直だけど急患もなく急変もなく平和だったため私はナースステーションで仕事をしていた。
ナースステーションで仕事が一区切りついて時計を見るともう早朝の6時半過ぎ。
医局に戻らないとと思い立って救命の医局に戻るとデスクに藍沢先生の姿も名取先生の姿もなくて二人とも医局のソファーで寝てしまっていた。
藍沢先生も名取先生も同じ格好で寝ていて名取先生の手にはカルテがあるから多分名取先生が藍沢先生に何か聞いていたんだと思う。
二人とも仮眠とってなかったし今日も日勤だから寝かせておこうと思いそっとしておいた。
朝の7時50分
日勤組の白石先生、緋山先生、藤川先生、灰谷先生、横峯先生、冴島さんが出勤してきた。
この時間になってもまだ起きない藍沢先生と名取先生。
医局に入って来た日勤組のみんなが藍沢先生と名取先生がデスクに座ってないことに気づきだしソファーで二人とも寝落ちていたことを伝えると珍しい、とみんながソファーへ近づいて行った。
藤川「なんで二人ともここで寝てるんだ?」
緋山「しかも二人とも同じ体勢で寝てるし……」
雪村「二人とも昨日の当直中私が見ていた中では仮眠をとっていなかったので疲れていたんじゃないかと思って起こしませんでしたけど……」
白石「でもそろそろカンファレンス始まるし起きてもらわないと……」
冴島「そうですね」
そう言って藍沢先生と名取先生に声をかけると二人ともすごく眠そうな顔をして目を覚ました。
_________
名取side
昨日忙しそうにしていた藍沢先生に話を聞いてももらったとこまでは覚えてる。
けどその先は記憶がなくて……
目を覚ましたら灰谷とか横峯とか救命のみんなの見慣れた顔。
隣にはすごく眠そうないつにも増して仏調面の藍沢先生。
あの時話を聞いて寝落ちたんだ……
なんとなく昨日の事を思い出してやっと気づいた体の違和感。
体が重いし関節が痛い……
頭痛いし顔が火照ってる気がする……
体調崩したかな……?
こんなソファーの上で寝てたわけだし来てる衣服は肌着と薄いスクラブ一枚。
毛布もブランケットもなにも掛けてなかったし……
風邪ひいたかな?なんて呑気に考えていた。
273人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
明日香 - RULIさん» わかりました。コメントありがとうございます。なるべく希望に沿えるよう頑張って書かせていただきます。これからもよろしくお願いします! (2019年5月28日 21時) (レス) id: 9194933e72 (このIDを非表示/違反報告)
RULI - 遅くなってすみません。雪村先生がいいです! (2019年5月25日 9時) (レス) id: 8fa7ebfbfe (このIDを非表示/違反報告)
明日香 - 愛美さん» 感想ありがとうございます!楽しんでいただけたなら嬉しいです。これからも更新頑張っていきますのでよろしくお願いします! (2019年5月19日 18時) (レス) id: 9194933e72 (このIDを非表示/違反報告)
愛美 - リクエストした藍沢先生が甘えるお話を書いてくださりありがとうございます!!読みながら想像して悶えてました笑 これからも楽しみにしてます!! (2019年5月19日 16時) (レス) id: 9661795347 (このIDを非表示/違反報告)
明日香 - RULIさん» お返事ありがとうございます!黒田先生か白石先生ですね!頑張って書かせていただきます。誰かを庇うとのことでリクエストをいただいていたのですが、誰を庇うとか指定はありますか? (2019年5月18日 21時) (レス) id: 9194933e72 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ